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ソード・シーカーズ -刀狩るもの- [DVDやら映画やら]

水野美紀さんつながりで見てしまった。「一 二本松」と書いて「にのまえ にほんまつ」と読む。この男は便利屋。主人公のように思えるが、経営が厳しい化粧品会社の社長代理、冴子の方が目立つ。そりゃなんといっても水野美紀さんなのでしかたがない。二本松は有名な会社の会長経由で小早川婦人から刀を探せと依頼を受ける。この胸の谷間が嫌でも気になる婦人を岡本夏生さんが演じていて、窓から見下ろすカットとかけっこうかっこいい。おちゃらけた様子もなくてクール。ふざける様子もなく、真面目な役。二本松が見せられた刀の名は日光という。同じ鋼から作られたのがまだあるのでそれを探せという依頼。そいつがかなりの妖刀。どこにあるかはさっぱり分からない。探し出すための唯一の手掛かりは「刀が刀をひきよせる」というもの。小早川婦人がなぜ刀を集めろと言ったのかは後で分かってくる。水野さんは普通の経営に悩める社長さんと思いきや、中盤以降はキレっキレのアクションを見せてくれる。そうでなくては水野さんが出ている意味がない。階段踊り場での対男二人のシーンはけっこうスピード感がある。動きにも増して、アクションシーンで見せる表情がさらにかっこいい。金髪の助手、雲平がかっこつけようとしながらやられ役に徹していて清々しい。エンドルールで役名が出るのが親切。DVDメニューにはキャスト紹介もあった。しかし知らない役者さんも多くて、お名前と役名を一致させるのが難しい・・・。金髪の二枚目、雲平役の人が武術有段と知っておどろく。こういう DVD こそコメンタリーを入れてもらえるともうちょっと楽しめそう。この映画は水野さんのアクションのためのものと言って過言ではない。二本松は刀を取ると人が変わるが、素手の格闘はちょっと苦手でらしい。雲平の方が上。水野さんのシリアスさに合わせて、敵の中ではキャラ立ちしているハンマーや相棒の女性も、もうちょっと恐くしてもよかったかも。「D(ディー)」の永倉大輔さんがどこに出ているかと思ったら、昔のシーンで現れる鉄心だった。DVDタイトルは「ソード・シーカーズ -刀狩るもの-」だが、オープニングで表示されるタイトルは違っていたような。営業的理由で変えたのだろうか。晴れ。


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