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水野美紀 サム・ヘーゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731(DEAD MINE) [DVDやら映画やら]

談笑する男たち。銃を構えてあきらかにギャング。タイトルロールのトップに登場するのが日本が誇る MIKI MIZUNO。どこかの国の気が狂いそうな日章旗っぽい模様。スタンリーが語る兵士の作り方が興味深い。解体して作り直す。そして心臓部にあるものを入れる。それは義務と服従。場所はインドネシア、スラウェシ島、ドミニ湾、ウナウナ島。ああ長い。大戦中、日本軍が使用していた廃坑にやってきたスポンサーのウォーレン率いる元兵士スタンリーと研究者リエたち。研究目的だと思っていたら、実はウォーレンは別なものを探していた。色々あって廃坑の中に閉じ込められ、暗い中ダンジョンすることになってしまう一行。岩肌にはためく日章旗、歓迎するように流れる日本語の軍歌。スタンリーたちは出口を見つけることができるのか?! 原題の "DEAD MINE" 「死んだ鉱山」にわざわざ邦題で 731 をつけることろがプロパガンダ。実際に劇中でも 731 舞台の名前が出てきます。森村氏の本さえなかったら勘違いされることはなかったのに。薬品棚に防護マスク、記録写真など、731 な様子満々。だんだんスタンリーが語る兵士の作り方につながっていく・・・ような予感。日本人か日系人っぽいようなジョコが「731 は作り話で誰も近寄らないようにしていたのだ」なんて冷静なことを言ってくれる。一か所の話しで退屈しないように、スタンリー・リエ組とウォーレン組で分かれて話しが展開される。旧日本軍がいた場所が舞台なので随所にあやしいフォントで「大和魂」とか日本語が登場するが、大東亜の東が中国漢字になっているのが悲しい。洞窟スリラーの「ディセント」のようなクリーチャーだけかと思ったら、大和魂をさらにさかのぼって武士道風なやつらも出てくる。この辺りは邦題とDVDジャケットでけっこうネタバレ。うじゃうじゃ出てくる軍団は、中国の瀬戸物軍隊(兵馬俑)も連想させる。はっきりしないラストがちょっと悲しい。大戦時の人々だけではなくてリエという現代の日本人も登場させるあたり、日本ヘイトばかりではない様子。やってきた目的が分かってくるあたりからリエのセリフも多くなってくるが、前半は少なくてスー・リンの方が目立ってしまいちょっと辛い。とりあえず主演なんですが。アクション女優さんなので、「実は武道家・キックや空手が得意」という設定にしてほしかった。サム・ヘーゼルダインさんがいてちょうど良かった感じ。面白かった。晴れ。蒸す。晴れ・曇り。


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