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人狼ゲーム プリズン・ブレイク [DVDやら映画やら]

第4作目も面白い。顔ぶれがだんだん地味になっていく、というかほとんど知らない俳優さんだが、みなさんキャラクターが立っている。特に阿久津が面白い。その他も、及川は見事な人権派共産党的存在。第一印象であの役に思える。高圧的にいばりちらしまくる丸山兄だが、最初の指名で参加者が亡くってしまう時の表情が絶妙。ゲームはマジだと理解したことがよく分かる。丸山弟もバカだが、ある人の姿を前にしたときは涙を見せる。ちょっとは心があるかと思ったら、兄がいないと何もできない姿はやっぱりバカ。ヤンキーなみづきもほんとは主催者に通じているじゃないの?とあやしく思うが、今までのシリーズでそんな関係を持った登場人物はいなかったはず。みなさん最期の表情がすごい。特に〇〇〇の人の最後の顔。なかなか人狼指名の場に現れないあの人は、なぜあんな行動をしたのか。理路整然と話していても最後は間抜け。人狼ゲームシリーズで初めての展開というか行為が見られる。たぶんこれがタイトルの「プリズン・ブレイク」に関係するんだろう。これをストーリーに入れ込むのはなかなかの決断だったのではなかろうか。これは「勝ち」ではないだろうし、最後までけっこう迷ったのでは? ラストは結局どうなったのか。散々出てくる青い画面のメッセージによれば悲しい結末かもしれない。前回に引き続き「狂人」カードがある。主役の乾朱莉を演じた人はなんだか相武紗季さんに似ている気がする。彼女のセリフ、「友だち出来た?」に泣ける。ポイントは守る理由だろうか。みなさん生き残るためにさも論理的に考えるが、好きとか愛情といった理由を排除する傾向にありそう。ひどい奴はひどいなりの目に会うのが爽快。エンドロールの歌もなかなか良かった。丸山弟の「茶番はよ!」のセリフは、彼のバカさ加減と合わなかったような気がする。冒頭の子供時代の回想が意味ありげよかった。実は少女時代の乾朱莉に裏の顔があったなどということも考えられる映像。相馬葵の昔の話しも言葉だけで映像が出てこないところも良い。再現映像を出されても話しを聞いた人たちがみなさん同じイメージを持つわけがないので。メガネの金城渚役の人が良かった。そろそろ今度は主催者編とかが出てきそうだが、まだしばらくは行けるとこまで行ってほしい。いっしょに歩けなかった二人が今度はいっしょに走っているという感動。人狼ゲームに外れなし。雨。


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