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フライト・ゲーム(Non-Stop) [DVDやら映画やら]

飛んでいる飛行機内という密室空間での物語の映画も色々ありますが、今度はどんな展開なのか。ビルは航空保安官なのに飛行機が怖いのか落ち着かない。しかも手にしたウィスキーを紙カップに入れてまぜまぜ。飲んだ後は口臭消しをスプレー。アルコール依存とすぐ分かる。それは病気なので搭乗止めたら?と思ってしまうがなんだかんだ乗ってしまう。ジェンを演じるジュリアン・ムーアさんが妙に色っぽい。なだめるように手を触ってくるところなんかドキドキしてしまう。でも窓側の座席へのこだわり過ぎが怖かったりする。これもあとあと関係してくるのだろか。彼女の他、タバコの火を借りに来る人や、順番待ちを飛ばしてしまった男とか、どう関係するのかしないのか楽しみ。客室乗務員のナンシーは元々ビルのことを知っている様子。彼女がビルを見る目も何だか訳ありそう。同じ飛行機で働いているのだから当たり前でしょうが、何か特別な関係でもあるのか。出てくる人々が航空保安官ビルに疑いの目を向けるので、それだけで誰もが怪しく見える。犯人からの連絡は E-Mail で行われるのだが、自分に E-Mail を打っている人を目視で探す様子がアナログで面白い。それと並行して地上の TSA と電話で話すのだが、何だか TSA も怪しそう。ビルが信用しているのはたぶん二人だけなのだが、その二人も・・・いちばん怪しそうなのは確かだがその人であってほしくはない。そして「実はオレだった?」的な展開も予想される。それではあまりにがっかりなので、最後まで気を抜けない。リーアム・ニーソンさんがトイレでの喫煙方法も説明してくれる映画。そして爆弾が爆発しても大破の可能性を少なくする方法も教えてくれるという、とても実用的な映画。それにしてもこの人は、不安やら情けなさやら、でも無骨で、しかし自信の無さも入り混じって、でもなんだかんだと芯が通っていて強い男を演じるのが上手いのだろう。しかもモテる。そして主役なのにギラギラしてない。かっこいいなあ。全く被害はありませんでしたとか、極力都合の良いところは排除した展開がスリリング。パイロットも偉かったかも。かわいそうなのは空のピストルのあの人。しかしビルの同僚はあのカバンの中身を知っていたのだろうか? そこだけが少しだけ消化不良。ナンシー役のミシェル・ドッカリーさんは貴族役しか知らなかったが、平民役でもちょっと気が強そう。「鼻っ柱が強い」とか言われるが、鼻の形がなんだか強そう。生まれ持った気品なんだろうなあ。原題と邦題が全然ちがった。他の DVD で見た予告が面白そうだったので見たが、やっぱり面白かった。リーアム・ニーソンに外れ無し。晴れ。


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