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tY:近況85(Radiko, CHABOのマジカルMUSICツアー, Guitar Magazine とか) [他]

ギター・マガジン 2017年5月号 | リットーミュージック: http://www.rittor-music.co.jp/magazine/gm/17111001.html

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 5月号 [雑誌]



フェンダー新時代。フェンダーのカタログ的特集。「今」のプレイヤーによる「今」のフェンダー特集。自分に吸い付くオールドやビンテージがあればいちばんなんだろうが、あと20年ほど経てば、「今」のやつもオールド扱いされるんだろう。Fender ファクトリーの紹介の仕方が、今までのファクトリーリポートとは一風変わっていて面白い。
それよりもムッシュかまやつ特集がよかった。

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ムッシュの帽子に対して「冷凍〇〇〇〇」と呼ぶ井上堯之さんがすごい。
「フリフリ」のジャケットに写っていないのは「遅刻したから」説になっているが、坂崎幸之助さんのラジオプログラムでは「(ムッシュが写っていないのは)まだ正式メンバーではなかったから。その辺は堺正章さんがよく知っているだろう」と言っていたような。でも井上堯之さんも遅刻説だった。都市伝説みたいで面白いですけど。
高見沢俊彦さんのラジオプログラムで話していたレコード会社の専属制度とかの話しも少し触れていて、結局フィリップスから出したとか、興味深い記載もあった。
VOX ギターに対するムッシュのコメントで、楽器の価値をよく分かっている人なんだなあと思った。
このムッシュかまやつ特集が、6月号のチャック・ベリー特集と一緒になっていればかっこよかったのに。CHABO さんのインタビューも載るらしいし。

InterFM897 LiveFans presents★CHABOのマジカルMUSICツアー: https://www.interfm.co.jp/news/detail.php?id=1366

LiveFans presents★CHABOのマジカル60'sツアー | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】: http://www.livefans.jp/magical60s
CHABOのマジカルMUSICツアー | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】: http://www.livefans.jp/magicalmusic
2017年4月24日 仲井戸“CHABO”麗市のラジオプログラム9回目。
第4週月曜日。"60'S" から "MUSIC" に、リニューアル第4回
ハーイ、InterFM897 お聴きの皆さんこんばんわ、仲井戸“CHABO”麗市です。LiveFans presents★CHABOのマジカルMUSICツアー、今月も始まりました。 (~) 4月も後半。新しい季節も始まって、新年度はどんなスタートだったでしょうか。
桜もさすがに、北国の人とかはこれからのとこもあるだろうけど、東京は終わったかな。
(~)
車で出かけたとき、東京で千鳥が淵あたりとか靖国神社の前の通りとかに「桜咲いているね」とか、そんなお花見のしかたかな。桜見ると一年過ごせたんだなとか、そういう思いもするわけです。
(3月の言葉特集へのメール)
今月の番組のテーマ、特集はどんな特集になるんでしょうか。まずはテーマに行く前に聴いてもらおうかな。もうオレにとって王道中の王道。なんでこの人たちのこの曲なんでしょうか。ビートルズ「ア・ハード・デイズ・ナイト」。

1曲目: ア・ハード・デイズ・ナイト(The Beatles / A Hard Day's Night)

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もう王道中の王道。ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」。ビートルズ最初の主演映画だね。邦題は「ビートルズがやってくる、ヤアヤアヤア」。これは1964年かな、オレが中学二年生とか三年生だね、たしか64年の映画です。今みたいに YouTube もプロモーションフィルムもなくて、ビートルズが動くのを初めて観た。これはお小遣いが許す限り何回でも観た。一日上映3回4回あって一日中観てるわけ。そういうわけで、今の出だし(イントロのコードを弾く)、この音とともにビートルズの4人が走ってくるわけ。観た人は知っていると思うけど。それでジョージ・ハリスンが転ぶという衝撃といったら。話し出すとこれで三日くらい。ビートルズの曲を聴いてもらったけど、ビートルズ特集ではありません。今月は映画特集。
(~ブラザース・フォーがかかる。子供のころに映画を観るようになったきっかけ、「アラモ」「アラビアのローレンス」「日露戦争と明治天皇」とかの話し)

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で、自分が物心付いて自分で映画を観ようかなと思って観たのがさっきのビートルズがたぶん初めての映画なんじゃないかなというわけです。ありがとうこのブラザース・フォー、とても良い曲なんだよね。当時の自分を思い出したり、色んなことを思い出したりするよね。
なんていう切り口で自分が映画を観た思い出とか思い入れとか、自分にとっての時代背景とか、そんなことをしゃべりながら映画にまつわる曲を何曲か選んできたというわけです。次に2曲聴いてもらおうかな。
(新宿ミラノ座とか日活映画座の話し)
1956年、古いんだけどオレが六つくらいのとき。オレが観たのはもう60年代に入ってそこらの映画館で観ています。「鉄道員」っていう映画。モノクロのイタリア映画。
(~少年時代と少し重たいフィーリングについての話し)
それから2曲目続けて聴いてもらうのは、これはオレが中学生のときね、1960年か、これはさっきのビートルズよりちょっと早いね。これはとても日本でもヒットしました。ラジオから流れたんで、この番組、オレと同世代のタクシーの運転手が聴いてくれてたけど、「おお、懐かしいぜ」なんて言うかもしれない。
(~清志郎くんの話しが少し)
これはシルヴィ・バルタンっていうフランスのお姉さんが歌ってました。
(~)

2曲目: 鉄道員 (Il Ferroviere)

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3曲目: アイドルを探せ (Sylvie Vartan / La Plus Belle Pour Aller Dancers)

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今月は映画音楽、映画にまつわるオレが体験した曲を集めてかけてるわけだけども、今聴いてもらったのはフランス映画だね。フランス語で歌ってましたシルヴィ・バルタンっていう美人の女の人の、これほんと大ヒットしましたね、日本で普通にヒットパレードでラジオでかかってたね。
(~映画音楽が普通にヒットパレードに入っていた話し。007とか。あとギターミュージックもあった。「ブーベの恋人」をギター弾き語り。「禁じられた遊び」を爪弾く。「太陽がいっぱい」を爪弾く。映画自体は子供だから良くわからなかったが音楽は響いた。アメリカの太陽の感じよりイギリスの霧とかのフィーリングだったと思う。寂しげなトーンに惹かれたのではないか?という話し)

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(メールでチャック・ベリーが亡くなったこととかのメール。横浜球場でオレとチャック・ベリーの2ショット写真をおおくぼさんが撮ってくれた。今思えば宝物)
今月のゲストは誰だろう。また野郎かな。
(~ chara 登場。デビッド・リンチ監督の「ブルー・ベルベット」の映画の紹介。デビュー前にアルバイトしていたころの話し。その店の最後の曲としてかかる曲だった。お店終わるよとい合図の曲「ブルー・ベルベット」を選曲。とても好きな曲です。チャボさん、気に入ってもらえると良いなと締めくくり)

4曲目: ブルー・ベルベット (Blue Velvet)

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ハーイ、ありがとう chara。とっても良いの選んでくれました。ただもうちょっと早めに喋ってね。日が暮れちゃうから。chara サンキュー! 良いとこ選んでくれたね。88年の映画みたいだね。タイトルからして好き。基本的に好きな路線。chara は自分で映画に出たりして、すごく映画に触れているような、やっぱりすごくディープなところを選んでくれた気がして、曲もやっぱり良いね。ある意味 chara がこのアレンジで歌っても良いようなイメージがあったりとかね。
(ジョー・ヨコミゾのコーナー)
(~)
また2曲聴いてください。ここで時代はもう70年代に入った映画をちょっと紹介しようかな。70年に入るとアメリカのニュー・シネマみたいな言い方かな、それこそ色んな映画が、ベトナム戦争とか社会的には大きな背景があって、その顛末というか色んなことが、音楽なんかもそうだけど、映画みたいなことにも表現の中に現れるようになって、そういう背景の重たい映画とかが増えます。それはオレのフィーリングからするとなかなか好きなタッチ。今思いつくのにも「イージー・ライダー」とか「カッコーの巣の上で」とか「地獄の黙示録」とか、当時70年代初めには自分にフィットした映画が色々出てきて。1曲目聴いてもらうのはさっき言ったけど「イージー・ライダー」だね。これは70年、日本で公開された、むこうのヒッピーでないけど色んな時代背景があって、長髪の若者やドラッグもちょっとからんだ話しとか、70年代のある種の若者の象徴的な話しがあって、それに色んな大人たちとか保守的な人たちの活動とか、(~ネタばれ)その最後は何かを時代に投げかけたというか、まあ名画だね。そんなに大ヒットしたって映画じゃないけど、ある種の人たちにとってはバイブルのような。オレにとってもそういう映画です。そのなかから代表曲だね。ステッペン・ウルフの「ボーン・トゥー・ビー・ワイルド」、邦題が「ワイルドで行こう」。それから全然変わるけど、そういう重たい映画観ている中で(~けっこうプライベートな話し)オムニバスで「ザッツ・エンターテイメント」っていう MGM っていう映画会社のミュージカルをもうらしたオムニバス映画がたまたまありました。これはほんとうに楽しい映画で、その中でも名場面の一つかな、曲自体は50年代に流行った映画の中の歌だけど「シンギン・イン・ザ・レイン」、「雨に唄えば」、ジーン・ケリーさんっていう傘を雨の中で高道具に使って見事な踊りを表現されていて映画の場面としても最高の映画でした。(~けっこうプライベートな話し)記念すべき CHABO にとっても思い出の映画です。 (~)

5曲目: イージー・ライダー (Steppen Wolf / Bone To Be Wild)

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6曲目: ザッツ・エンターテイメント (Gene Kelly / Singin' In The Rain)

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ハイ、2曲続けて聴いてもらいました。
(~けっこうプライベートな話し)
でもやっぱりジーン・ケリーの場面っていうのは、いまだに鮮明に残っていて興味ある人はぜひ観てください。ほんとにすごい。技です。フレッド・アステアとかジーン・ケリーさんみたいな人はほんとにすごい役者さんだったなと思います。それからその前に聴いてもらったのは「ボーン・トゥー・ビー・ワイルド」、「ワイルドで行こう」だね。これさっきヨコミゾが紹介してくれたオレが四月に仙台のアラバキで RC サクセションの「カバーズ」を全曲やるみたいなイベントで、そのときのベースが湯川トーベンですね。で、トーベンと昔ちょこっとやってたイージーズって、イージーなバンド名のバンドで、なんと今の歌、トーベンが歌ってましたね。「♪ワ~イルドで行こう」って湯川君歌ってましたね、ハイ。トーベン君も歌ってたその「イージー・ライダー」でした。このエンディングで(~ネタばれ)だけど、このエンディングがボブ・ディランさんが非常に気に入んなかったらしくて、「そこで(~ネタばれ)すべきだろう」ってディランは思ったらしいんだよね。それで頼まれてた主題曲を彼は断ったっていうか、共作を頼まれてたバーズのロジャー・マッギンに「オレはやれねえ」みたいな、そういうエピソードが残っていて、そのエンディングに関するディランの意見も面白いなとか、そんなことをオレたちにも投げかけた70年代の秀作のひとつでした。
(~好きな映画についてのメールだが、そんなの無理という回答)
あと自分にとっても大きかった映画なんかを次2曲続けて聴いてもらおうと思います。これは74年かな日本で公開されたのは。「アメリカン・グラフィティ」だね。これはオォってラジオの前で言ってくれた人もいると思うけど、これはまあ世の中でもヒットしたけど、オレも大好きだったなあ。この「アメリカン・グラフィティ」中でたくさんビーチ・ボーイズやプラターズ、色んな良い曲が流れんだけど、とりわけこの曲、これはイントロで流れんだよね、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」っていうビル・ヘイリーとコメッツかな。彼らの50年代の大ヒット曲がこの映画の象徴として流れます。オレも大好きな、この映画自体のテーマとかそういうことも含めてオレなんかの世代、ちょっとオレより若い世代の連中にもやっぱりフィフティーズのあのムードとかもフィットしたんじゃないかな。「アメリカン・グラフィティ」の中から「ロック・アラウンド・ザ・クロック」を聴いてもらいます。それから2曲目に聴いてもらうのは、これは80年代にオレが出会った映画なんだけど、この監督にオレはとても、良い監督が出てきたなって、それはジム・ジャームッシュって人でした。「ダウン・バイ・ロー」なんて良い映画。トム・ウエイツとか出て、トム・ウエイツもとても良い演技見せたけど、その、なんか彼の音楽ととてもフィットするような、ジム・ジャームッシュ自身がトム・ウエイツのファンだったし、とても良い映画だった。あと、彼の最初期の作品「パーマネント・ヴァケーション」、これも良かったな。

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その中でオレが観たジム・ジャームッシュの最初の映画はこの映画でした。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。これはある意味衝撃でこんな描き方があるのか、つまりオレはソングライターの端くれとしてはいつかこういうフィーリングの曲を書きたい。(~)大好きな監督です。なんていうかな、語らないで何かを語る、っていうのかな。そんな映画でした。じゃあその中でとても印象的なスクリーミン・J・ホーキンス、まあブルースマンなんだけどちょっと面白いブルースマンでした、もう亡くったけど。スクリーミン・J・ホーキンスさんの大ヒット曲なんです。この映画でとても効果的に使われてました。「アイ・プット・ダウン・スペル・オン・ユー」。

7曲目: アメリカン・グラフィティ (Bill Haley & His Comets / Rock Around The Clock)

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8曲目: ストレンジャー・ザン・パラダイス (Screamin' Jay Hawkins / I Put A Spell On You)

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スクリーミン・J・ホーキンス、オカルトじゃないけどちょっと変わったブルースマンで象徴的に「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の中で使われます。もし観てない人は観てください。なんだろな、さみしいとか悲しいとかうれしいとか楽しいとかつまんないとか、感情っていうのを直接表現してないんだけど、なんか映画終わると何かのフィーリングが残るみたいな。淡々としたモノクロの映画なんだけど、ほんとにその作り方にオレはしびれて。まあ日本でも小津安二郎さんとか、そういう、ジャームッシュは小津さんきっと大好きで、なんか描き方がとても乾いてるとかオレの音楽的なことでいえばあんな曲をいつか作りたいな、なんていうタッチの作風でした。ジム・ジャームッシュのとても良い映画だね。1曲目は「アメリカン・グラフィティ」だね。ジョージ・ルーカスって監督の自分の青春時代の1962年ごろに彼が青春で、青春から卒業していくみたいなある一日をアメリカの片田舎の少年たちを描いた、一つの時代の終わりというか個人の時代の終わりだったり、アメリカ社会自体の転換期とか、そういうまだビートルズやベトナム戦争に突入するちょっと前だから、独特なフィーリングな映画としてもとても良い映画だったね。ウルフマン・ジャックなんていう名DJが出てきてラジオ少年のオレにとっては大変魅力的だったわけです。
じゃあ最後の曲だね。色んな体験した自分が思い入れ深い映画のまつわる曲をかけてきたんだけど、最後はもう絶対これで終わりたいと思ってました。さっき3曲選べる?って言ってたけど、難しいって言ったけど、これやっぱり大好きな曲に入るかな。自分にとって生涯の一曲であります。ジェームス・ディーンさん主演の映画、「理由なき反抗」と共にディーンさん自身にも自分の思い入れと共にこの映画、とりわけこの音楽には今聴いても当時の自分を思い出したり、それから今の年齢で聴くこの響きっていうのも独特に感じたりするわけです。ぜひ皆さん聴いてください。ビクター・ヤングっていう楽団が演奏します。「エデンの東」です。

9曲目: エデンの東(East of Eden)

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ハイ、「エデンの東」、やっぱり良い曲だなあ。当時の自分のことちょっと思い出したり、さっきも言ったけど今の自分のこの年齢で聴く「エデンの東」、色んな思いがありますね。やっぱりすごいね、音楽とか映画。ここのスタッフに始まる前に君の時にどんな映画印象的に覚えてるのって言ったら、ある青年は「スター・ウォーズ」とか好きですねとか「スタンド・バイ・ミー」好きでしたねとか、あと女の子はサイモンとガーファンクルの大好きな女の子で「卒業」だろってきいたら、「卒業」も好きですけどわたしは「ニュー・シネマ・パラダイス」。あれも良い映画だったなって話ししました。ある青年は「パーフェクト・ワールド」。
聴いてくれているみんなも自分にとっても大事な映画とか、下手したら人生を変えちゃうくらいのね、音楽もそういうことあるけど、あるよね、映画観て大ショックでそんな生き方してみたいとか。
というわけで、今月は映画にまつわる音楽を選んでかけてきました。
chara ありがとうね。もうちょっと早く喋れるといいかもしれないね。なんだろうね chara の魅力はね。オレは chara 危なっかしいから保護者みたいな気分にもなったりするけど、女の子に人気あるものね。男のファンもたくさんいるけど。自分の生き方を貫いているような chara にあこがれるのかな女の子たちは。危なっかしいけど魅力的です。来月は誰が担当してくれるでしょうか、楽しみです。
(エンディング曲は「ホリデー」。なんと「ゴジラ」も「君の名は。」も観にいったという。すごい。「禁じられた遊び」を爪弾いて終了)

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