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お姉チャンバラ THE MOVIE [DVDやら映画やら]

感動大作。20XX年。D3コーポレーションが何やらしたら、何やらとても物騒な事件が勃発してしまったという話し。うじゃうじゃ出てくる人たちは、死体を蘇生させたものらしいのでゾンビと考えていいかも。オープニングの音楽が大作感があってかっこいい。タイトルロールも全部英字で、ハリウッドみたい。チャンバラというタイトルだけに、しょっぱなから速い殺陣を見せてくれる。フラッシュのような効果と音もすばらしい。しかしなぜポンチョの下がビキニなのかが分からない。分からないが、いちばん動きやすい、もしくは斬られてもすぐ分かるようにするためだと納得する。斬ってドバー、撃ってグチャーと身体はバラバラ、血は飛び散るが、しっかりエッチなシーンも忘れていない。バイクアクションも少し入っていたし、グロなだけではないエンターティメントな映画。刀を使うときの特殊効果も良い。この映画で強いのは女性だけ。刀を持った彩とガンを持ったレイコ。ビキニで露出度の高い彩と革パン革ジャンで露出無く決めるレイコ。武器も見た目も色々と好対照な二人の設定がすばらしい。そして敵も女性。まん丸の勝春がどこまで生き延びられるかも見もの。彩にとってゾンビはじゃまだから倒すのみ。彼女の頭には妹のことしかなかったわけで、終わってみるとウルトラ姉妹ゲンカだったような。すごかった。彩、咲の姉妹の幼少期をつとめる子役の雰囲気が現在と似ていて違和感なし。なんといっても主役の彩を演じる乙黒えりさんが良い。立ち姿に刀を振り回す様に表情。特に彼女は、台詞が少ない閉塞感のある設定だけに表情が大事なんだろう。フランケンの映画に出ていたのが乙黒さんとは思わんかった。口数が全然ちがう。ガン・ウーマンのレイコが橋本愛実さんなのにおどろいたがけっこうかっこよかった。ちょっと勝春がうっとおしく思ったりするが、だんだん憎めなくなってくる。諏訪太郎さんがマッドな科学者、悪の根源、杉田を演じているが、これがまた怖い。ホラーみたいだが親子、姉妹、仲間など、絆の物語でもある。なぜタイトルが「お姉~」かと思ったが、確かに主人公は強い咲のお姉さんであり、お姉さんがチャンバラする映画だから。タイトルに偽りなし。面白かった。


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