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ナイトクローラー(Nightcrawler) [DVDやら映画やら]

夜の風景と音楽の出だしがさわやか。レネ・ルッソさんの名前がなつかしい。金物買取の社長がルイスに話す「雇わない理由」がすばらしい。これでは弁が立つ彼も何も言えない。丘に建つ電波塔のカットが印象的。それは真実を放射してますよということか。ルイスが入る質屋にはギターがたくさんあって入ってみたい。テレビ局のニーナがルイスに話したことが、そのまま彼に刷り込まれたんだろうなあ。彼はまるでスポンジ。話しが面白いというか、ルイスのキャラクターも興味を引くが、いちばんは彼の目に引き込まれてしまう映画。しかし、精神衛生上、見て良かったものかモヤモヤする。いつかはドーンとやられてほしい。ルイスがニーナにアレしようみたいなことを言うが、もしかしてルッソさんとのアレなシーンが見られるかと思ったら、さすがになかった。少し残念でもある。はたしてルイスは病気なのか。ただの信念なのか。ただただ生真面目なのか。なんて考えてはみるものの、絶対頭がおかしい。ニーナやロダーはゲスなところを持ちながらも、「ここまではまずい」とか線引きはしている様子。ただその線も成功の後ではすぐ遠くにズレてしまう。真っすぐな男という意味ではルイスの勝ちだが、買ってはいけない。でも他の人たちもほめられない。どうすれば良いのか困るが面白い。でもモヤモヤというかムズムズする映画。ああ怖かった。晴れ・寒い。


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