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ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver) [DVDやら映画やら]

もめ事を二度と起こさないため、人々から過去の記憶を失くした世界。記憶は選ばれた一人が代々引き継いでいく。その記憶を受け渡す者を「ギヴァー」と呼んでいる。「Give する人」ということか。そして受け継ぐ者に選ばれた若者ジョナス。そんな管理された世の中で真実に目覚めていくというのはよくある話しかもしれないけれど、その設定やその表現方法が面白かった。画面がセピアとか色がうすかったりするのはなぜ? 言葉や歴史だけではなく、視覚的な原因により差別をなくすために行われていることがすごい。一見幸せそうな家族に見えるが、何か違う。どこか不安な雰囲気。おそらく「家族」という形ももめ事の要因とされているせいだろうか。子育てもある制度の下で行われている様子。他人同士の触れ合いも規制されている。恋なんて存在しないも同じこと。そうした人間同士の関係だけではなく、かっこいい自転車をプレゼントされるのは、自動車による交通事故を起こさせないためだろう。人々の職業は国によって振り分けられている。つまり無職の方はいない世界。そこは素晴らしかったりして。しかし自由意志はなさそう。気が付かなかったがギヴァーの娘役はテイラー・スウィフトさんだったのか。メリル・ストリープさんのボスぶりがみごと。そしてケイティ・ホームズさんの忠誠・忠実ぶりというかサイコっぷりがすばらしい。ストーリーよりも役者さんが印象に残る。派手ではない音楽も良かった。フィオナ役の人がかわいかった。晴れ。


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