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S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE [DVDやら映画やら]

新垣結衣さんとオダギリジョーさん目当てで見る。向井理さんは背が高い上に顔が小さく、日本が世界に誇る体形の持ち主。新垣さんも手足が長くてけっこうでかくて、男性たちの中に入っても見劣りしない。このテレビシリーズにキャスティングされたのは、そのでかさゆえのことかもしれない。彼女は狙撃手で、開始早々見事な腕を見せてくれる。銃のケースがギターのハードケースみたいでかっこいい。主役級の二人、向井・綾野剛さんの役名が「一號」とか「伊織」とかなんだか歴史的。それに反してオダギリさんの役名はけっこう普通。首相役の辰巳琢郎さんは雰囲気が民主党っぽい。テレビドラマに引き続き、騒動を起こすのも国側であることがやっかい。裏で糸を引いている人をみんなが知っている様子。よその国のテロリストたちも加担するが、結局は日本対日本。SAT や SIT や SST に 主役の NPS 全員が動いてお互いが税金を食いつぶす話し。犯罪者たちに主導権を握られっぱなしの状況にイライラするが、どうやって打開してくのかも楽しみ。特に天城は力いっぱいやられてほしい。テロリストも大勢だし、それを受ける国側もかなり大勢で撮影も苦労が多そう。作戦名は RECOVERY としなくても、そのまま「奪還」でよかったんでは。ドラマでは謎だった正木の出自が分かってすっきりするが、続きができそうなラスト。土屋アンナさんが博士みたいでできるオンナな感じでかっこいい。そういえば S の戦闘シーンで出てくる女性はイルマの他は土屋さん演じる秋だけだったような。むさくるしい男ばっかりの中で大変そう。逆にオラオラ状態だったかも。確保する気満々の一號だが銃には勝てない。だから使うのが銃弾をはね返す特製シールド。他の S たちは銃を持って殺す気満々。彼らが援護してシールドを持った一號が突っ込むというのが理想形かもしれない。警察の職務上のことであり、非常事態での行動とはいえ、人を殺してしまうことには戸惑いを感じるだろうということが、この話しの基になっているのかもしれない。その果ては死刑廃止論とか、守ってもらうが攻撃しないという安保的な話しにもつながっていたりして。つまり霧山は、SAT 云々を突破口に、戦争をできる国家を作ろうとしていたんだと思う。新垣さんが日本を守ってくれる素晴らしい映画。面白かった。


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