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ダークナイト・レディ(The Batwoman/LA MUJER MURCIELAGO) [DVDやら映画やら]

DVDの絵がかっこいいので借りたら、あきらかに違ってた。1968年の作品だった。スペイン語の映画。タイトルロールの絵と音楽がかっこいい。すでにバットウーマンが存在している設定。富豪、裕福、射撃、海中での狩りなど色々と秀でた女性。しかもマスクで顔を隠してレスラーをしているところがメキシコらしい。警察からも頼りにされる存在でマスコミだって知っている。「REPTILICUS」という船が、なんだか実物大のハリボテのよう。後から炎上させる気まんまんに見えます。マッド・サイエンティスト、ウィリアムズ博士の研究室。実験水槽の中には魚。そこに入れるのがなぜか人形。魚人間を作ろうとしているのに「なぜ人形?」と思って当たり前。金色の組み立て式ピストルが映画「007」の黄金銃みたい。カーチェイスシーンで流れる軽快な音楽がすばらしい。バットウーマンは普通の姿がいちばん素敵。DVD ジャケットの通りならかっこいいんですけど。イゴールから「マエストロ」と呼ばれるウィリアムズ博士がけっこうかっこいい。面白いのは怪人をちっちゃい姿から育てるところ。怪人のために人間からあるものを抽出するが、それがなんだか医学的で専門的。怪人が登場してから、話しもだんだん盛り上がってくる。怪人の顔が「仮面ライダー・アマゾン」な雰囲気。海の中の戦いでは、ダイバーやバットウーマンたちはボンベとマスクをしているが怪人ははたしてちゃんと息が出来ているのか。あの着ぐるみの中に何か入っているんだろうが、火責めにあったり、役者さんはけっこう命がけそう。背中がちょっと膨らんでいるので、そこにボンベが入っているのだと思う。浜辺での戦いも、殴る音が入っていたりしてけっこう本気そう。バットウーマン以外のディテールはあなどれない。バットウーマンのレスラーシーンで突如太ってしまっているのでおどろいたが、もちろん別な役者さんの吹き替えなんでしょう。後半近く、魚人間が海から砂浜に歩いてくるのを遠くから撮ったシーンが良かった。終わってみると、魚人間よりもウィリアムズ博士のメイクの方が怖かった気がする。晴れ。


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