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リベンジ・トラップ/美しすぎる罠(Return to Sender) [DVDやら映画やら]

物語の変化をミランダの表情だけで進めていところがすごい。見たところ看護師ミランダは潔癖症。誰が使ったか分からないペンには触りたくない。そうかと思ったら、何やら自分のペンに思い入れがありそう。ウィリアムが襲うシーンのミランダに表情がすごい。ケビンは「傷つけるつもりはない」なんて言うが、やることが十分傷つけてるんだと腹が立つ。この襲うところとその後の様子をミランダの表情がよりリアルにしています。そして襲われた現場の後片付けをする父親。この一連の事件は物語の出発点。これがあるからいくらミランダがサイコな人だろうが、ウィリアムだけはとっちめてやってくれと思う。ミランダに親しくされて調子に乗るウィリアム自身がバカに見えます。潔癖症の人が乱暴されると、その心中たるやすさまじいものだろう。それが手のふるえとかにつながっていったんだろうなあ。ミランダの過去、特に母親との間にあった出来事を回想などで明確に知ることができない。おそらく母親も、ミランダと同じ症状で、彼女につらく当たっていたのかもと思う。しかし、ミランダの症状からして、それは彼女の思い込みだったかもしれない・・・なんてことは無いか。パパがこわしたフックが気になる。パパと口論するのはトラップか。ミランダの「本当に入ってる?」には拍手。ミランダのような状態になくても、病院の同僚やランドリーの女店員には腹が立ちそう。「手術ゲーム」で遊んでみたい。パパ役の人がニック・ノルティさんとは思わなかった。ケビンの最期はわからないけれど、こんな結末もありなのか。それにしてもベニーがかわいそうだった。雨、秋晴れ。


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