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マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 [DVDやら映画やら]

昭和45年から始まる。若き源流と三徳に美央、そして宋和尚。字幕が付いているので名前が分かりやすい。そして現代。倉田保昭さんが三徳。そして源流があの人。この二人の初対決というのも話題となったらしい。タイトルロールで出てくる「木下あゆ美」に「芳賀優里亜」のお名前。なんとゴージャスな映画。しょっぱなから、悪人一人対イサムたち大勢の集団アクション。このシーンが長くて、よく体力が続くもんだと感動する。しかし五重塔にあんな秘密があったとは・・・定期的に鬼を封印する儀式のため、昔の七人衆たちを探す旅に出るアユミ。鬼側はけっこうシリアスなのだが、アユミチームはドタバタ調。特訓風景も面白い。何より師匠の倉田さんがお茶目。「マジ?」に「マジじゃ」で返したり、札の効力が三日だったり、美央の写真に「答えてくれよ」とグチったり、のろけたり、メンバー相手にがっかりしたり、昔を思い出してニヤニヤしたりと、気の抜け方が素敵。しかし、でこぼこなメンバーを前にしてもカッとならず、動じない姿も素晴らしい。アユミがそろえたメンバーがそれぞれ特色があって面白い。その中でも芳賀さんは知能担当。小文書なんて楽々読解します。すごい。千葉さんカット、倉田さんのカット、アユミたちのカット、そして篁のカットなど、それぞれがシリアスだったりコミカルだったりと、特長的飽きない・面白い。ひとつの映画で三本くらい見ているよう。敵アジトのアリの巣的断面図的カットが斬新で笑った。見どころは三徳対源流、アユミ対イサムのアクション。特に三徳対源流は時間は長いし、拳に肉体に刀に棒に念仏と多彩な技の応酬。すばらしい。味方同士が戦わなければならない展開も面白いが、さすが千葉ちゃん、その先のどんでん返しが素晴らしい。振り返ればこの物語に悪人はいなかったかもしれない。これが男リーダーの戦隊ものなら、「篁コノヤロー!」で爆破して終り。アユミがリーダーで良かった。松村雄基さんの篁役もうまい。無駄シーン無し+テンポの良さがそう快なアクション映画。芳賀さんにメガネが似合ってます。脳天シャーペンの使い方がえぐい。この七人衆でまたやってくれないかと思ったら、もう10年前の映画だった。木下さんは少年みたい。吉川晃司+特撮という疾走感のある音楽がアクションを盛りあげる。戦隊ものやライダーもの、ウルトラマンとか、特撮関係の方がたくさん出ている。秋山莉奈さんもメイド役で出てた。ちょっとだけだが。人材を有効活用する東映すごい。


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