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正体不明 THEM-ゼム-(THEM) [DVDやら映画やら]

STUDIO CANAL と出るのでヨーロッパの映画か。そう思ったら、原題は「ils」。フランス語で女も男も含めた「彼ら」。それでタイトルが「THEM」なんですね。何やら実話に基づいた映画らしい。冒頭から見事に腹だたしくさせてくれる娘サンダ。電話くらいすぐ出ろというのに。ちょっとくらい怖い目を見させてやりたい気もしますが、やっぱり止めて・・・。何か得体のしれない奴らにおそわれるというホラー映画。こんなことが実際にあったなんておそろしい。それにくらべて空から見るルーマニアの町並みがなんと上品なこと。大きな建物はあちこちが汚かったく見えますが、これも歴史。クレモンティーヌにリュカなんて、なんとヨーロッパなお名前。パソコンに触って仕事をしているようだが、実際にやっているのはピンボールというリュカ。なんだかダメンズな予感。二人の静かな食卓で目立つのは、二人とも左利きということろ。「変わっているけど興味深い味」というのはどんな味だ? クレモンティーヌの表情だと、明らかにまずそう。この食卓シーンでもリュカのダメぶりが良く分かるので先行きが不安になる。夜、外で犬が吠え、ベッドに入ってからも音がする。車も勝手に動く。タイトルが THEM であるから人なのか。でも姿は見えない。これが映画を半分も過ぎて、後半までなかなか姿どころか形もあらわさない。ラストの話しを聞くと、THEM の言うとおりにしたら助かった人もいたということだろうか。ほとんどが逃げ回るシーン。身体がグチャーとかはないですけど、捕まるんではないかとハラハラします。暗闇シーンが多いところがまた怖い。ホラー映画というよりはスリラー映画。オカルト話しなら「超常現象ってあるよね~」で済む。スラッシャーにホラーにスーパーナチュラルな話しはみんな紙一重だなあと思った。田舎に住んだときほどセキュリティはちゃんとしないといけないよという映画。晴れ。


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