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野良猫ロック ワイルド・ジャンボ [DVDやら映画やら]

梶芽衣子さんの笑った顔やおしゃべりが見られる映画。ジープで橋の歩道に入ってきたり、階段を降りたり、絶対許可なんかとってないだろうなあというシーンが続きます。和田アキ子さんが別撮り感満載なのが面白い。きっと忙しかったんでしょうねえ。元々、和田さんメインで始まったシリーズ。どんな役でも出しとけという指令でもあったのか。サウンドトラックだけでなく、英語の曲を歌ってる姿も出ている。GOGO ダンス用のジャズロックなレコードをかけて夏さんや藤さんが裸で踊るシーン。このシーンで梶さんが見せる表情が、この後の「女囚サソリ」や「修羅雪姫」からは想像がつかないほど茶目っ気あり。でもタバコを吸ったり、黙っている表情にはまさにナミ。しかし夏藤梶と書くと、花札の役みたいだ。地井武男さん演じるタキが「人騒がせなことは止めてくれよ」なんて頼むところは、良い奴だか悪いやつだか分からなくなって面白い。藤竜也さん演じるガニ新が着ている服はポンチョというんでしょうが、裸で着ていると横から見たら布切れをかぶった危ない人にしか見えません。カーチェイスシーンで「HOU HOU!」という吹き出しやインディアン襲来みたいなマンガとかけっこう冒険的。海の家からボートを盗んでいくシーンは、シラケ世代というか、周りが人に無関心になった風潮を現しているかのよう。このシーンではビキニトップの梶さんが見れたりする。デポが着ている赤いのはフンドシとかレスリングのスーツっぽく見えるが、フリルっぽいの付いてたりするので女性用水着かも。悪い仲間がつるんで遊ぶ様子で終始するかと思ったら、タキの計画や仲間のデボがうなされたように掘り出した物もきっかけになって、とんでもないことになっていく話し。けっこう衝撃のラスト。最後まで見ると、この映画の主人公は地井さん范さんだったのかも。ラストの范さんのスタイルが良いこと。水着の色は地味でもその分大人っぽく見えます。藤さんのちょっとなまった風なしゃべり方が今と全然変わらない。もしかして地のしゃべり方なのか。掃除機の箱に印刷された名前が「サイクロン~」なんて名前だけでも時代を先取りしています。キャンプ地まで往診してくる女医さんが白木万理さんだった。「MANDAM」の看板がこれ見よがしに出てきます。現場にあったからただ撮っただけなのかと思ったが、その裏にガニ新が隠れたりするのを見ると元々脚本にあったのか、興味がわくところでした。曇り・雨・曇り。


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