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イコライザー(The Equalizer) [DVDやら映画やら]

ホームセンターで戦うシーンを見たくて、また見てしまった。悪いマフィアも、ニコライなんか送らずに、やられておしまいにしておけば、被害は全然少なかったような気がする。面白いのはマッコールが銃火器を使わないところ。ホームセンターのシーンは、「ホームセンターに置いてあるものでも、これだけやれますよ」という PR みたい。どれも嫌ですが、有刺鉄線を使ったやつがいちばん痛そう。テリーの女友達がかわいそうだった。彼女にひどいことするニコライに、女性を殴るわ、カツアゲする悪徳刑事やらには腹が立ちますが、この悪い奴らがどんな最期を迎えるかだけを楽しみにラストを待ちます。マッコールの行動に移る前の仕草が面白い。たぶん時間的には一瞬のことなんでしょうが、対象の周りにある物に視点が移り、それらを冷静に見極める。どれが武器になるか探しているんでしょう。だから彼は丸腰で敵に乗り込んでもへっちゃら。ただ、誰かをやるときは、あらかじめホームセンターからハンマーを持って行きましたけど。後から拭いて棚に戻すところをみると商品か・・・。最後はあそこまで出かけて目的を果たすとは思わなかった。臭いの元は、元から絶たなきゃダメということか。テリー役のクロエ・グレース・モレッツさんと「タクシードライバー」に出ていた女優さんがダブる。娼婦は名女優がたどる役のひとつかも。マッコールは平穏な生活を得るために過去を捨てたが、テリーのためにまた戻ってくる。しかし、ラスト近く、ダイナーで PC をいじっている姿を見ると、彼は日ごろから困った人を助けていたんだろうか。それとも戻ったついでにそんな仕事を始めたのか。どちらにしろ、続きがあってもおかしくない終わり方。「ランボー」とか「コマンドー」とか、「見て見て」と言わんばかりに武器を集めて敵に乗り込むパターンが多い中、面白い映画だった。晴れ。


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