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ウルトラQ VOL.1・2・3・4 [DVDやら映画やら]

淳ちゃん・ユリちゃん・一平ちゃんの三人組と一の谷博士が色んな事件に遭遇する話し。たまにガラダマみたいな続編がありますが、一応一話完結で、相互に関係はないようです。その日その日が無かったことにされる世界。それともこの20話以上がすべてパラレルワールドなのか。架空の登場人物とはいえ、話しを考える人たちは残酷だなあと感じました。
第1話 記念すべき第1話。狼少年扱いされている大人みたいな少年のメガネがでかい。彼に使われる一平ちゃんの人の良さ。しょっぱなから怪獣ゴメスが出てくるところが上手い。これじゃ子供はテレビから離れられません。
第2話 しょぱなからゴロー。出し惜しみしてません。土屋嘉男さん登場。ゴローは栄養剤を飲んで大きくなったが、脳みそも大きくなるんだろうか。「おし」という言葉が出てきます。山の中で終わるかと思ったら、街にも出てきました。いちばんかわいそうなのは五郎だった。
第3話 火星から何かがやってきた話し。白ひげの一の谷博士を筆頭にした会議に田崎潤さんが現れる光景は圧巻。ナメゴンの質感が良い感じ。架空のものですが本物みたい。一平ちゃんが地球の危機的なへまをする。
第4話 でっかい花の話し。淳ちゃんと桜井さんの関係がちょっと分かる。お堀シーンでアマギ隊員っぽい人が見える。一の谷博士登場。対抗するはゲンダ博士。でっかい根に襲われる三人のシーンは、ウルトラQを代表する、けっこう有名なショットではなかろうか。消火器をかける一平ちゃんの行動がよく分からん。花を見上げる人々の表情がすばらしい。
第5話 サングラスに黒帽子の淳ちゃんが、完全な悪人に見える。でも素顔になると二枚目なのに三枚目。「ペギラが来た」のように、タイトルで怪獣の名前が入ってくるのが、手の内を見せるようで男らしい。で田村奈己さんという女優さんがきれい。一平ちゃんにユリちゃんが出てこない回。犬の名前がサブローというのは、タロとジローにひっかけてのものか。どこかで聴いた声優さんの声がする。ペギラのまぶたが下がった半開きの目が面白い。
第6話 劇中の先生が言うとおり、「カメきちがい」タロウの話し。クロレラとサツマイモの粉をレモンの汁で練ったエサなんてあったんだろうか。話しの内容に合わせてタイトルロールの字体が変わっている。銃身を覗き込みながら引き金をカチャカチャ引こうとするシーンは、笑いながらもけっこう怖い。それに「これは原爆だぞ」と脅すのが無邪気なんだか何なんだか。乙姫役の子役さんがむちゃくちゃ楽しそう。ギャングの一人が科特隊になるイデさん。淳ちゃん含め三人は出てくるがほとんどエキストラ。これは夢だったのかそれとも臨死体験だったのか。
第7話 250年休眠していた富士山が噴火するかもという話し。「タケルとアベベを競争させたら~」なんて話しから東京オリンピック後が舞台だと分かる。タケルの姉さん、市川和子さんがきれい。たとえ野生児で強いんだからとはいえ、生身の人間と怪獣が格闘した珍しい回ではないですか。
第8話 後のハヤタ隊員・ウルトラマンの黒部進さんが出ている。伊佐山博士の試験場を訪れる淳・ユリ・一平の三人組に一の谷博士というフルメンバー。大モグラを見ても動揺しない一の谷博士がすごい。考えようによってはマッド。最後は自衛隊の出番だが、火山地層にやられてしまうとは。結局今回の事件は、小さな心のゆがみがアンバランスゾーンにはまりこんだ引き起こしたものだった。
第9話 灯台の明かりがおかしいので調べに行ったらなんと・・・というオープニング。ゲストスターが若林映子さん。佐原健二さんの次に一人で名前が出てくる大スター。そして安定の滝田祐介さん。淳・ユリ・一平ちゃんの三人組登場。外でも中でもたぶん実物大と思われるクモの操演が見事。崩れ落ちるミニチュアの館もすばらしい。この回のカットもよく雑誌とかで見た気がする。
第10話 新東京駅からスタート。昔の少年雑誌で見たような近未来的な風景。一平ちゃんがへまをする。淳ちゃんは顧客を前に大恥。イナズマ号の管制室に座るのはQちゃん。まじめな顔でもおっかしい。ハッピーだかなんだか分からないラスト。
第11話 エネルギーを吸い取るバルンガの話し。車も動かない。だから淳ちゃんとユリは自転車に乗る。一平ちゃんの病院では自家発電も使えず、手術もできない。バルンガを知る、科学界から追いやられた老博士がとにかくかっこいい。地球を救ったのは彼。いちばん旨くて効率のいいエネルギーは何かといったら、あれしかなかった。なるほどなあ。
第12話 鳥がでっかくなる話し。淳・ユリ・一平と一の谷博士登場。タイムトリップしてきたような難破船の話しは必要だったろうか。子役の男の子の演技が切ない。大きくなった鳥はラドンに近い。博士の図鑑とはあまり似てない。タイトルロールが無く、エンドロールなのがめずらしい。この回だけかも。音楽もいつものデケデケデケデケデデーンではなくて切ない。異色の回。
第13話 タイトルロールの中で怪獣の名前が「モンスター」になっているということは、最初はガラモンという名称は考えていなかったのかも。一の谷博士登場。そしてヘリに乗るといったら、必ず淳ちゃんと一平ちゃんがついてくる。「私の村はダムの底にあるの」なんていうエピソードは時代背景によるものか。ユリちゃんの推測に、論理を重んじる科学書もタジタジです。
第14話 ペギラが来てしまった。三人組登場。ラストの子役の表情にジンときます。元ゼロ戦のパイロットの最後の攻撃はやっぱりアレだった・・・。
第15話 カネゴンに変身するシーンがシュール。朝起きたらカネゴンになったなんて、今考えるとカフカみたいだと思う。
第16話 ガラモンがまたやって来る。今度は街の中。広いセットがすばらしい。広く見えるだけだろうか。色白の怪しい男がなんともなまめかしい。博士が平田昭彦さん。一の谷博士がご高齢のためだろうか。セロのケースが角々してて棺おけみたい。セミ型宇宙人の最後が衝撃。
面白かった。晴れ・雨・晴れ。

ウルトラQ VOL.5・6・7
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ウルトラQ dark fantasy ダーク・ファンタジー Vol.7~13
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