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ゴールデンボーイ(Apt Pupil) [DVDやら映画やら]

後半の後半で、見たことある映画だったなあと思い出す。ナチスの戦争犯罪人であることをばらしますとドゥサンダーを脅して、彼らがしてきたことを聞き出そうとする高校生トッド。おそらく学校の授業でナチスのことにただならぬ興味を持ったのでしょう。そして当の本人から話しを聞いてしまおうなんて、なんとまあアグレッシブ。最初はトッドが脅す立場で、「クリスマスプレゼントだ」とか言ってあるものを渡すところが、子供ながらにそこまでするかと人格を疑います。しかしそれが子供故というところか。でもそれがおかしな話しになるきっかけになったのは間違いない。このクリスマスプレゼントシーンは見ていていちばんハラハラするかも。最後になってみれば、トッドはナチス・ドゥサンダーの英才教育を受けたようなものだ。教育だとしたらドゥサンダーが与えた最後の試験がまたひどい。その答えをたずねるかのように、ドゥサンダーがトッドにする質問もまたひどい。トッドを自分のもとに引き込みたかったのか、それとも散々自分に聞いてきた質問の答えが分かった気分を聞きたかったのか、はたまた昔しの自分を取り戻したかったのか。自分が主導権を握っていると思ったいたトッド。それがいつの間にか・・・という怖さ。このあたりは、糾弾すべきはドゥサンダーだが、トッドの好奇心とごうまんさもちょっとひどい。邦題の「ゴールデンボーイ」は「金の卵」な感じで上手いなあと思いました。ブライアン・シンガー監督とイアン・マッケランさんが、後で「X-MEN」でいっしょになるのが興味深い。曇り・晴れ・雨。


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