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ドーパミン(INTOXICATING) [DVDやら映画やら]

「レクイエム・フォー・ドリーム(Requiem for a Dream)」のお医者さん版な感じ。エンドロールではやたらと曲名のクレジットが出てきますが、知ってる方がいなかった・・・。ドクター・ドリアンは、人の命を救いたいというよりも、身内から逃げたくて、休みを返上して仕事に没頭していた。彼がクスリに手を出したのは快楽もあるだろうが、きっかけは休みなしに働くためだろう。もとをたどればわけありの父親から逃げたいため。そして病院のクスリに手を付ける。彼は、上司が手術のしすぎ・働きすぎなので休めと言っても休まない。時間が空けば誘惑と疲れを忘れるために友人のテディとクスリ三昧。そこに訳ありそうな女友達の友達、アンナが登場。彼女もクスリに溺れてしまうだけの嫌な過去があって、ドリアンとアンナの行きつく先はどうなるのという話し。クスリに溺れてしまったら、どんどん悪くなっていくの定番な展開でしょうけど、ここですごいのは友人のテディ。変な言い方だが、彼はクスリとうまく付き合っているのかもしれない。ほめていいんだか、なんなんだか。大したもんです。ドリアンと父親のことは上司や他の人も理解しているらしく、少しは助けてくれそう。そんな意味では、「レクイエム・フォー・ドリーム」のような絶望感はまったく無し。登場人物が良い男とか良い女でないところがちょっとリアル。テディやドリアンの父親は他の映画でも見たことがあるような。しかし DVD のジャケットデザインには少し期待したんですが、けっこう水増しだなあと思いました。タイトルの「ドーパミン」は原題かと思ったらちがってた。晴れ。


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