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探偵物語 [DVDやら映画やら]

ナオミ、つまり薬師丸ひろ子さんがほとんど野生児のよう。寝そべって髪が広がった様子は動物に見えます。薬師丸さんはオーディションで選ばれて映画デビューしたそうですが、美人という点では他にいっぱいいただろうに、彼女になったというのはプロの選者の選び得るところなんだなあと思いました。でもデビューが映画「野生の証明」では、やっぱり野性味がポイントだったのかも。根岸吉太郎監督であるせいか、裸とかエッチな描写がすばらしい。いわゆるアイドル映画ではない。不倫や殺人、バニーガールのシーンだけを抜き出せば、一本のロマンポルノ映画ができそう。話しのメインは松田優作さん演じる探偵とナオミの関係。変わっていくナオミの心。それを補助するのが探偵と別れた妻の関係。探偵と妻の離婚理由は妻の浮気となっていますが、妻は探偵も浮気をしていたと言う。探偵自身もそう話しているが、本当のところはどうだろうか。もしかしたらそれは奥さんの勘違いで、探偵には何もなかったんではないかなあ。これは優しい探偵の映画。ラストシーンは好きとかそんなんではなくて、優しさからの行為かも。妻からの復縁話しを断るところの、一瞬のちゅうちょも優しさ。探偵、松田さん主役の映画だった。とか色々考えながらも、映画のメインは、大瀧詠一さんによる素晴らしい主題歌と、加藤和彦さんによる音楽を聴くことと、かっこいい秋川リサさんを見る映画。自衛隊で見慣れた藤田進さんが威厳ある組長役。荒井注さんは脅される役だけではもったいない。林家木久蔵さんの名前もあった。曇り・雨・晴れ。


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