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チアーズ!(Bring It On) [DVDやら映画やら]

開始早々、自分から名前を言ってくれるのでちょっと助かる。チア・ガール物だと人数が多いだろうから、名前を覚えるのが大変そうなので。チア・ガールのロッカールームのロッカーが赤い。ロッカールームだけかと思ったら他の部屋の壁も赤だったりして、学校の方針なんだろうか。キルスティン・ダンストさんが、下半身にタオルを巻いていて、そんなもんだろうなあと思ったら、タオルをとって下着の上下姿になったりしてドキッとする。冒頭の夢シーンでは上半身裸で背中を見せるショットとかがあるが、これはこの映画のずーっと先の「マリー・アントワネット」でも再現されます。ショットによっては、上の下着が映らないものがあって、もしかして素っ裸? とニンマリさせてくれますが、そんなはずはありません。でももしかして裸に見えるように意図的に撮られているのかも。その他にも映画の中では下着シーンが多いんですが、中盤ではみんな水着になったりして、よろこんで良いんだか何なんだか。転校生のクリフ・パントーン君が着ているのが THE CLASH の Tシャツ。THE CLASH のことを隣の席のトーランスに教えます。彼女は THE CLASH のことを知らなかったのだ。バンド好きなクリフの部屋には RAMONES とか Elvis Costello とかロックなポスターがいっぱい。持ってるギターは緑のビザールなギター。このクリフという人はイケメンではないし腹筋は割れて無さそうですが、人は良さそう。彼の丸に「F」が書かれたTシャツもおかしい。エンドクレジットだと、音楽で CLIFF'S GUITAR というのがあって、これがクリフが緑のギターを弾いているシーンでかかっていた曲だろうか? 男の学生がやっている「タコくしゃみ」は、オクトパスをくしゃみっぽく言うことなんだろうなあ。運動選手のミッシーをチアに入れようと奮闘するトーランス。しかし元々体操とか陸上を目指していたミッシーはためらう。トーランスは彼女にチアの演技を見せるが、何とそれには驚がくの事実が隠されていてのだ・・・というシリアス感もある学園ドラマ。なんて先輩だったんだ! そしてアジア系を若干名含んだ白人組対黒人組という構図になります。男がチアガールを持ち上げて、自分の指を・・・そしてチア○ックスなんて言う。ああおバカ。そして「演技を変えるに賛成の人は?」と聞いた時の反応に笑う。ギャラがお高いチア演技の振付師。彼の指ヒラヒラへのこだわり、真のヒラヒラやら黄金のヒラヒラに笑います。しかしこのヒラヒラが曲者でした。中盤のチア競技会でミッシーが見せる表情が良いです。陸上部が無くて仕方なくチアに入った彼女が、チアに取り組む人たちの姿勢とか厳しさを見たんでしょうねえ。ラストのチア大会はスピード感はあるしテンポが良いし、チアの控え室での様子も個性的で楽しくて、ニヤニヤしながら見入ってしまいます。おバカだけな学生映画ではありませんでした。エンドロールは、あの名曲にのって NG シーンとかを見せてくれます。しかし役者さんの名前がいっぱい出てきます。確かに人数多かった。これだけ長いエンドロールも珍しいかも。キルスティン・ダンストさんが出ていたから見た映画ですが、彼女の中ではけっこう良い映画だと思いました。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-12735.html

クリフの弾いてたギターは、たぶんこれでなかろうか。
VintageSilvertones.com - Gallery : http://www.vintagesilvertones.com/gallery_gtr-kay.html
(SILVERTONE MODEL: 1413L circa 1965 - KAY)


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