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フリートウッド・マック/ザ・ダンス~グレイテスト・ヒッツ・ライヴ(Fleetwood Mac/THE DANCE) [DVDやら映画やら]

Rick Turner Model 1 Guitar を色々な角度から見ることのできる素晴らしいライブDVD。Model 1 Guitar はボディの下側、ひざが当たる部分にコンターが入っているように見えます。リンジー・バッキンガムさんの指弾きの様子もクローズアップが多くてよく見えます。まるでフラメンコのような華麗な指ピッキング。でもフラメンコがどんな弾き方が分かりませんけど。リンジーさんといえばヒゲ面に白い Les Paul Custom が印象的でしたが、ここではすっきりさっぱり、別人みたいです。そういえば Les Paul Custom のボディは、Standard のようにマホガニーボディ+メイプルトップではなく、オール・マホガニーだと思いましたが、この仕様がそのまま Turner Model 1 に採用されているんだろうか。「I'm So Afraid」では指弾きでハードな音にソロを聴かせてくれます。これは彼流のブルースといったところか。「Bleed to Love Her」では、同じ Rick Turner さんの Renaissance Nylon String Guitar を使っています。別なカッタウエィ付きのナイロン弦を手にした「Big Love」に「Go Insane」では一人でしっとり聴かせてくれます。最初の「The Chain」では歌の内容からして、リンジーさんとスティーヴィー・ニックスさんに歌わせて良いの?と思ってしまいます。歌が無ければケンカしてるかも。でも「Landslide」では二人で歌って、お互いの名前を呼んで「Thank you」なんて言ってくれて、ちょっと安心したなあと思ったら、今度はクリスティンさんが、「My Ex-husband」とジョン・マクビーさんを呼びます。女は強い。そしてみんな並んで「Say You Love Me」。ジョン・マクビーさんは Renaissance Bass、リンジーさんはバンジョー。クリスティンさんの「Everywhere」は良い曲だなあ。彼女の立ち姿も素敵です。最初に「Go Your Own Way」を聴いたとき、リンジーさんが歌っているとは思わなくて、だまされたなあと思った記憶があります。このライブでは、リンジーさんが隣のスティーヴィーさんに「わが道を行ってね」言っているように聴こえます。後半はリンジーさんのギター弾きまくり。ダックウォークっぽいアクションも見せてくれます。かっこいいです。スティーヴィーさんといえば「Rhiannon」の導入部がしっとりしていて素敵。メンバーも大人でお客さんも上品。座って、立って、拍手して、また座る。とても大人なライブでした。ラストの「Songbird」といい、なんだかクリスティン・マクビーさんのかっこよさが映えるライブでした。晴れ。


CDJournal の紹介ページ
http://artist.cdjournal.com/d/the-dance/4205090879
Model 1 ギターについては、このページにありました。リンジーさんの仕様と同じかどうかは分かりません。
Rick Turner :: Model 1 Basses & Guitars : http://www.rickturnerguitars.com/model-1-guitar-mahogany.php


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