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ヒューゴの不思議な発明(Hugo) [DVDやら映画やら]

ジャンゴ・ラインハルトが出てくるところが、音楽好きなマーティン・スコセッシ監督らしい。セルマースタイルのギターですが、ヘッドの形がちょっとちがう。ヒューゴとは親を亡くした子供の名前なんですね。「エンダーのゲーム」に出ていた人か。マルコム・マクダウエルさんが子供だったら、こんな雰囲気の子かもしれません。大事にしていた父の形見の手帳を没収されたのが縁で、色々なことが分かってくる話し。だいたい、人の物を勝手に没収するおじさんが理不尽ですけど。映像がとにかくきれい。1930年代のパリという設定らしいですが、ガジェットやスチームに歯車の雰囲気がちょっと未来っぽくもあります。ヒューゴが働く時計小屋が、各建物の時計につながっている設定が面白い。そのおかげで彼は色々な人の様子を探ることができるのか。邦題がわざわざ「~の不思議な発明」になっているので、ヒューゴが何かを作るんでしょうねえ。いったいそれが何なのか。それが出来たときにすべてが分かる...というところでしょうか。ヒューゴが作っている途中の物を眺めながら見せる悲しそうな表情が何ともいえません。雪の中で半ズボンというヒューゴが何とも寒そうです。ヒューゴの他、花屋さんに警官、他色々な人にも物語がありそう。警官の足の機械がそのまま彼の性格を表しているようで上手い。雑踏にもまれる中、イザベルが「ヒューゴ!」と叫ぶシーンに少しジンときます。列車と機械化のシーンは焦った。これを3Dで見たらすごかったんだろうなあ。ジャンゴ・ラインハルトさんの登場は、最初にヒューゴと警官が追いかけっこするシーン、ヒューゴがイザベルのパパの店で働き始めるシーン、そして最後のパーティーシーン。エンドロールによるとジャンゴ役はエミル・ラジェさんという方でした。ちょっとやせたジャンゴだった。最後の歌も良かった。意味は分かりませんけど。晴れ・曇り・雨。


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