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恐怖女子高校 女暴力教室 [DVDやら映画やら]

「この映画はフィクションです」のお断り。そして清らかな乙女の歌声。素敵なオープニングです。この乙女の歌声が後々非道な使い方をされます。教室はハチャメチャ。由利徹先生の目の前で弁当を食べるわ、牛乳飲むわ、少年マガジン読んだりお化粧にペディキュアしたり。でもそんなのはかわいいもんで、猪木さんの写真を見ながら一人用おもちゃを使ったり、シンナーをスーハーする生徒まで。スキンもふくらませてますねえ。スキンといえば、映画の中では「グローブ」と呼ばれてました。でもちゃんと勉強してる生徒もいます。三浦夏子さんです。街中のスケ番グループ同士の乱闘を見ている大勢の人たちは、もちろんエキストラじゃないんだろうなあ。東映映画ってこういう撮影が多いような。今こんなことやったら、スマホでバシバシ写真撮られて拡散されまくり。みなさん高校生には見えません。当然ですけど。特に、杉本美樹さんたちに敵対する理事長の妾の子がほとんど30年くらい留年してそう。何せ高校生で外車乗ってますから、留年してるのは間違いないです。あ、花形満もミツルハナガタ2000に乗ってたか。トイレと言えば水攻めが普通そうですが、ここではなんと火攻め。おそろしい・・・。杉本さん演じるミチコには、何やらグレるだけの過去がありそうです。彼女が家族の前で怒るときに、「~あなたたち~」と言ってしまうところが、昔は普通の子だったんだなあと思わせてくれます。杉本さん目当てで見るんですが、池玲子さんも出てました。ピアノを弾くのがかっこいい。池さんにも何か秘密がありそう。「女番長ブルース」では池さんが主役で、この映画では杉本さんが主役。さすが2大看板女優。最後は学生運動の影響もあるか。聖光学園の「聖光」があんな風に書き換えられるだろうなあと思ったら、そのとおりだったのでうれしかった。しかし吉岡先生とその彼女に対する仕打ちは、かなりひどいんではないだろうか。絶対後から復讐されます。「赤い教室」や「女教師」を超える乱暴さ。でも「どうせ世の中しっちゃかめっちゃかさ」でまとめられちゃうんでしょうね。杉本さんと池さんの2大スターがいながらも光る須藤リカさんが良かった。教室の席も真ん中・真ん前で目立つし、グループの時も良いポジション。彼女の顔の感じって、今考えると元スライダーズ・今はソロだったり麗蘭だったりする土屋公平さんが似てる気がする。「女高生哀歌」の作詞が伊勢正三さんだった。晴れ・雪。


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GEOではアダルト扱いだった、ってあたりまえか。


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