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悪の教典 [DVDやら映画やら]

「あの子はまだ14歳なのよ」と言われる子供。おそらくこの子が主人公なんでしょう。この人が大変な人のようですが、その前に学校も学校。集団カンニングに裏掲示板いじめはもちろん、男子教諭と女子生徒どころか男子生徒までムフフ。AED で遊ぶ生徒もなんだか。そいつらを掃除すると思えばサイコパス上等と思いきや、そんなに甘くないのは当たり前。しかし、もしかして、きっと、たぶん、多くの教師の理想を代弁しているのかも。学校をきれいにするためにゴミを片づけて何が悪い。なんて思ったらなおいかん。面白いのはサイコパスの生活。車とか家の体裁とか全然気にしていない。車なんか古そうなというか古いサビのういた軽トラです。でも彼にとって軽トラは実用的な車かも。家なんか風化しそうですが、風呂場はわりときれい。あと、人の頭をすぐクシャクシャするのも特有のしぐさか。途中で出てくる避難訓練の器具や AED とかも時間つぶしではなくて、あとあと関係しそうです。男子生徒にホな先生は射撃が上手いし、あと護衛で使う差し股に弓道部もなんか色々関係がでてきそうで期待してしまいます。アマチュア無線の先生が刑事に言う一言が面白い。彼がサイコパスに対して抱いた感情も興味ぶかいです。きらきら輝いて見えるのに「嫉妬がわかない」というのはなるほどなあと思いました。最初は彼が裏ヒーローになることを期待しながら見てました。後半、サイコパスの人はコンタクトをしているんでしょうか。なんだか瞳が真っ黒に見えます。異常モード全開の表現か。ラストで女生徒の片目が白く光るのは、サイコパスが狂った役にのめりこんだことを表しているんだと思いました。宿直の先生がアレの匂いを嗅いで、女子の名前を言うのは不謹慎でも笑ってしまう。しかし、彼が生徒たちに好かれるシーンを見ると、前半にあったセクハラとかって、もしかして「この人痴漢」の冤罪事件と似たようなものだったりして。だとしたら女生徒に天誅で正解。エンド・ロールの歌が悲しい。せっかく余韻を残す最期なのに、どうしてこの歌をかけなければならないか。これを見ると、サイコパスの過去が知りたくなります。次があるならアマチュア無線の先生に出てほしいもんですが無理ですか。雪・晴れ・曇り。


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