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ザ・ウォード 監禁病棟(The Ward) [DVDやら映画やら]

「監督 ジョン・カーペンター」と書いてあったので見てしまった。外は雷鳴とどろく病院っぽいところ。怖い器具がいっぱいあります。そしていきなり誰かが犠牲になります。タイトルの「The Ward」っぽく、タイトルロールは拷問や人体実験みたいなイメージが多数挿入されていて、とても不気味です。警察に捕まったクリステンは、「The Ward」に入れられる。部屋の名札からすると、サラにエミリーなんて人の部屋もあるようです。前にはタミーという人もいたみたい。エミリーはちょっと変。アイリスはメガネで絵を描くのが好き。ゾーイは髪を結んで幼い感じ。サラはちょっとクールに見えるが普通の人っぽい。クリステンは医者には反抗、与えられる薬もなんとか飲まないようにして、病院を抜け出そうともがきます。後から考えると、他の患者仲間から発せられる「連帯責任」というのがミソかも。それに「みんな同じ薬」とか、クリステンが一人になってから誰かに襲われるとか。グループセラピーで「割り込みは無し」なんてもの気になります。タミーみたいに特別療法した患者が消えるもそう。いなくなったアイリス。彼女は誰かにやられてしまったのか。そしてクリステンはアイリスの残した絵に何かを見つけ、そしてエミリーとゾーイによって語られる女。なるほどなあ。内容はしゃべってはいけませんけど、人は支配し、倒され、支配されるといったところか。電気ショック療法のときに、みんなで身体を押さえていてるというのはありなんでしょうか。AEDをするときでも「離れて!」とか言うし。1966 年という設定のせいか、作中でかかる音楽がその時代のホワイトソウルっぽいのが良いです。The Newbeats というバンドの RUN BABY RUN という曲らしい。あと着てる服もヒップがボーンとなったタイトなジーンズでかっこいい。ゾーイとクリステンが逃げるとき、廊下でゾーイがちょっとすべるのがかわいい。女性の配役が良かった。面白かった。監督目当てで見るのも正解だなあという映画。雪・晴れ・曇り・寒い。


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