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宇宙人ポール(Paul) [DVDやら映画やら]

1947年のシーンから始まります。ロズウェル事件の年でしょうか。コミコンのテレビモニターでは「宇宙大作戦」のテレビ版。グレアムとクライブが観光地で再現しているのはこのシーン。握手会では、本を買ってないと「Fuck off」に、握手をしたら手を消毒。商売なんだからしかたないですけど。聞いていると、会話の中で「Close Encounter」「Dirty Harry」とか「Predator」に「Blind Fury」とか映画の名前がたくさん出てくる。彼らの乗るキャンピングカーが宇宙船みたい。ロードムービーっぽい流れは、好きな人には名所らしい場所をたくさん見られて楽しい。日付変更線をまたぐのも確かにタイムトラベル。なかなか姿を見せないゾイル捜査官の上司の登場に驚く。宇宙人のパンツとサンダルでタバコをふかす姿が面白い。運転しながら堂々と寝ている捜査官がひどい。「Thanks ○ick Milk」とかきわどそうな言葉がたくさん出てきます。宇宙人が出てきてヒャーっという映画ですけど、たしかな存在を信じられるかどうかというのが主題かもしれません。それは宗教や科学によるものでなく、そこにあるという事実。事実は受け止めねばなりません。それを考えるとグレアムの存在は稀有。もしかして彼にとっては、女性もポールも似たような存在だったかも。ポールはグレアムに会うことができてラッキーだった。クライヴだけならどうなっていたことか。クライブはライターでグレアムは絵描きですが、そのあたりの違いもあるんでしょうか。でもオープニングがああつながるとは思わなかった。けっこう良い話しでした。ああ思ってた人がこうだったりする意外性も面白い。ポールが能力を出すときに自分が受けるダメージが印象的。サイモン・ペグさんの顔を下から見ると鼻が高いのがよくわかる。また借りてしまった。でも面白かった。名作。曇り・雨。


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