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プレステージ(The Prestige) [DVDやら映画やら]

転がっているハットの山はなんだろなあと思いました。紳士的なアンジャーと野心家なボーデン。彼ら二人の確執が話しの元ですが、その理由が悲しいです。ボーデンのマジックに対するストイックさと志は認めますし、指の件もすごいなあと思いましたが、ジュリアの件は行きすぎ。でも雰囲気的に彼女のチャレンジもあったのかも。この件がアンジャーに憎しみの火が灯したと同時にボーデンのマジックに対する姿勢を更に頑ななものにしたんでしょうねえ。はたしてアンジャーの見せる瞬間移動ショーは、エンターテイメントとは呼べてもマジックといえるんでしょうか。彼のはマジックではない。彼のは本物。でも、考えるに「タネ」がわからない時点までは、それはマジックなんでしょう。そのマジックには想像以上の代償を伴うんですが、考えようによっては、何もなかったともいえる。「鳥さんが死んじゃった」のマジックのタネがなんともいえない。なんといってもニコラ・テスラ役のデビッド・ボウイが素敵。共演した役者さんもうれしかったんではなかろうか。アンジャーをニコラ・テスラに近づけたのはボーデンだろうが、彼はマジック装置が出来上がることを想像していなかったろう。だから彼はアンジャー最後のマジックにひっかかった。しかしファロンはニコラ・テスラの産物なのかなあと思ったりする。彼はたまたま会ったドッペルゲンガーだったのか。はたしてアンジャーがしたことはどうやって裁かれるんだろうというのが気になるところ。本来は存在しない人々がいなくなったことをどう裁くんでしょうか。クローンの場合はどう考えるか。もしかして野良犬や野良猫を痛めつけたのと同じだったりして。ヒュー・ジャックマンさん、クリスチャン・ベールさん、マイケル・ケインさん、スカーレット・ヨハンソンさんという顔ぶれだと、ヒーロー映画前日譚とも思えてしまいます。電気を浴びてウルヴァリンになったり、マジックの修行でバットマンになっちゃったとか。せめて最後のファロンのターンはいらんかった。勝った負けたというのなら、アンジャーに勝ってほしい。ボーデンは自分を犠牲にすることはかまわんですけど、他人はなあ。でもそういう人が天才かもしれん。どうも「プレステージ」で検索すると、エッチっぽいサイトがいっぱい出てきて見そうで困る。面白かった。晴れ・曇り。


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