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フッテージ(Sinister) [DVDやら映画やら]

フッテージなんてタイトルですが、原題かと思ったら邦題でした。本当は「Sinister」で「不吉な」、「縁起の悪い」、「悪意のある」、「邪悪な」とかいう意味らしい。おそらくCGなんでしょうけど、いきなりの首を吊られる場面におどろく。主人公のイーサン・ホークさん演じるエリソンが使っているのはアルミのパワーブック。時代からするとちょっと型落ちか、世代交代のはざまというところでしょうか。彼はベストセラーを一発当てたきりの作家という設定なので、あまり新しいものにはおいそれと手が出せない財政事情なのかもしれません。いかんせん Mac というか Apple は古くなるスピードが速いです。ラストの首吊りフィルムの引き継がれ方が素敵。普通なら主人公がおかしくなって実際に手を出してしまうでしょうけど、この辺りが一味ちがいます。邪悪はこうやって続いていくんだなあ。なあ。そのきかっけを作ったのはエリソンですけど。「わたしはあなたに協力しますよ」なんて感じの副保安官があやしいなあと思った。彼は被害者とフィルムをつなぐ天使なのかも。エリソンにジョナス教授を紹介するのも彼だし、「邪悪な世界に首突っ込んじゃいなよ」って感じがプンプンします。子供はもちろんですが、最初から警戒していた奥さんのトレイシーがいちばんかわいそう。邦題は「フッテージ」で「Footage」、原題は「Sinister」ですが、フィルム自体に着目したら「Footage」だし、内容的には「Sinister」。カタカナの見栄えの良さは「フッテージ」かも。でも本場的には、悪魔的なタイトルの方がウケるんだろうか。寒い。


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