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風邪(ふうじゃ) [DVDやら映画やら]

風邪と書いて「ふうじゃ」と読む。聴こえるルルルルは八代亜紀さん。映画の説明からすると医学スリラーっぽい。でも最初は伝奇話かなあとも思った。窪塚洋介さんの働く職場は、人間関係の良さそうではない、ガテン系ブラック。小西真奈美さんはスナックのママ。ささやき声が良く聴き取れない。洗濯機の前でどきどき。洗濯しながら今着てる服も洗いたくなるのもわかります。窪塚さんや小西さんの行動やフラッシュバックは、二人に古傷があることを想像させます。顕微鏡を持っていたり、有機野菜を作るのにも理由がありそう。小西さんは離婚や子供など、ちょっと分かりやすいが、ガテンっぽい仕事をしていた窪塚さんは一体何者なのかというのが見所か。中盤手前で真実が分かってくる。意味の無い登場人物はいないし、物事には意味があるんだなあと思いました。天才と嫉妬の物語ともいえる。柄本明さん演じる大学教授・医師がワクチンを作る過程が面白い。小西さんが言う「なぜワクチンを世に出してはダメなのか」という言葉にはガッテン。しかし天才の考えていることはよく分からない。クリス・ペプラーさんって、けっこうゲスな役が似合います。医学ものと言うよりホラーっぽかった。みんなあんなものと分かっていて、色々とややこしいことをしていたのか。小西さん一人かわいそうな話しでした。晴れ・冷える。


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