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ガタカ(Gattaca) [DVDやら映画やら]

焼却炉のようなものの中に入って垢すり。おしっこ色のパックを内股にしばりつけて、指紋をパック。潔癖症? キレイ好きな人なんだろうか? いったいどんな話しなんだと思いますが、近未来設定の映画はこんなもんだと思ってみるしかありません。若いヴィンセントはイーサン・ホークさん自身だろうか。けっこう似てます。清掃マネージャーのアーネスト・ボーグナイン、刑事のアラン・アーキンという配役がしぶい。アイリーン役のユマ・サーマンさんがきれい。その他、配役が良いです。面白いのは、本物のジェロームのところをアイリーンと刑事が訪問するところ。アイリーンはえらかった。普通ならとりみだします。取り乱す前に理解できなかっただけかもしれない。もしかしたら知っていたのかとも思えます。分かりたくなかっただけで。遺伝子操作によって区別される世界。そうした世界を作ることはおそらく批判されるんでしょうけど、実際のところ、目的によってはそうした世界が必要だと思ったりする。宇宙飛行士でもパイロットでも、訓練・試験・実務経験とか、色々な段階を経て操縦を許可されますが、そうした過程を持ってしても、自己管理が悪かったり、気が変になって大事故が起きたりする。人の頼みを断れなくて、無理な飛行をするパイロットもいるかも。自分の病気を隠す人もいるかも。もしそうした事故の原因が性格とか癖、普段の行動に起因するものであれば、試験でそれを見抜くことはできないかもしれない。火星とかの星へ居住計画にあたっても、外界としゃだんされた長期間に渡る共同生活訓練があるそうだし、協調を求められる生活にはそれなりの性格の人が必要。もしそれが遺伝子で分かるのなら、そっちの方が安心できる。例えば今、ミッションを確実にこなしている優秀な宇宙飛行士の遺伝子を調べたら、もしかすると共通の遺伝子要素が見つかるかもしれない。すでに試験の一部として行われているのかも。よく健康診断とかで血液を採ったりするだろうし、判断試料はいっぱいあります。性格は訓練では直らない。直ったように見えても突然パニックを起こしたりするかもしれない。その性格を遺伝子で見極めることができれば、成功率は上がるんだろうなあ。それだからヴィンセントが乗車したタイタン探査船の未来が怖い。その未来は希望であり、絶望かもしれません。だから「不適正者」はダメなんですなんて。遺伝子操作で人が生きる年数を決める映画もありますが、この映画の「適正者」と「不適正者」は現実的かなあと思いました。ハリウッド女優さんの乳がん対策なんかも、似たようなものかも。遺伝子による淘汰はすでに始まっているんだろうなあ。ああ、面白かった。


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