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エンダーのゲーム(Ender's Game) [DVDやら映画やら]

見た目は虫のフォーミックが迫る世界。主人公エンダーは、許可をとって誕生した第三子。なぜ子供を産んだかというと戦闘プログラムに参加させるため。なぜ子供かというと、若いほどデータの扱いとかに柔軟性があるから。早い話しが、大人より子供の方がゲームが上手いということか。そんな子供戦士養成プログラムの話しなので子供がいっぱい出てくる。グラッフ大佐演じるハリソン・フォードさんはSFとかジャンルを問わず、どんな役をやってもそれらしくなるのがすばらしい。グラッフ大佐は主人公エンダーにリーダーの才能があると考えている。訓練の軍隊らしい厳しさは、隊の規律の他にエンダーの反応を試すため。彼が反応するほど、リーダー的立場を得ていく。的確な思考や判断を持つものが優位という考えだと、映画「ダイバージェント」とかも似たような感じ。設定はSFであるけれど、求められる能力は実に人間的。訓練中に女性訓練兵ペトラがいたことは幸運ですが、もしかしたら彼女は、子供たちの心理を熟知している大佐たちが送り込んだのか。なんて思っていたら。代替要員でやってくるし、おそらくそうだろうなあ。国家として子供たちをプログラムに参加させながら、グラッフ大佐とグウェン少佐は、「子供を戦争に利用している」と倫理的な言い争いをする。他の方法が見つからない現状では、倫理を優先したら国が滅ぶ。戦争をしなければ滅ぼされる。クライマックスは最終試験ですが、この裏に隠されていた事実が・・・大人ってひどい。滅ぼされないためには戦争しかない。エンダーにも分かっているが、自分たちは敵を理解していたか? それがエンダーにとって戦争前の第一歩。彼の言うとおり勝ち方の問題なのか。アメリカにも色々考えている人はいるんだなあ。ラストのエンダーとフォーミックの関係は、ちょっとファンタジーで余計かなあと思いましたが、物語を暗く終わらせないためには必要だったのかも。SF映画で、友情物語で、戦争映画で、ドローン戦を扱ったものと言えるし、家族問題に民族問題、訓練中は学園物にも見えるし、それにビデオゲームとか、色々な要素が入った映画。面白かった。タイトルどおり、これはエンダーのゲーム映画だった。晴れ・曇り。


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