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ROCKER 40歳のロック☆デビュー(The Rocker) [DVDやら映画やら]

バンド、ヴェスヴィオスのライブシーンで始まります。メンバーはもろ80年代風というか80年代のシーンなんですね。マネージャーの携帯電話もでかいです。ギターは Jackson の V シェイプ。主人公レイン・ウィルソン演じるフィッシュはドラマー役です。とにかく汗をかくフィッシュに笑います。汗をかく彼にハグされると困ります。オーディエンスに投げ込まれる汗だくのTシャツに笑います。ゲロとポケットもおかしいです。ドラムプレイ中の顔芸に笑います。誰かの母親のおかげで、ペニ○の発音を覚えられます。なんだか「ピィエーニィス」な感じっぽい。甥っ子のバンドは、ベースのアメリアが Mustang Bass でギターのカーティスが Stratocaster。ちゃんと Fender でした。カーティスがほんとうに歌っているなら、けっこう良い声だと思います。甥っ子はキーボードとパソコン担当。オタクっぽくて内気な甥っ子、マットの言葉が、冷静で優しくて説得力があったりするのが面白い。目を開けて寝るのもおかしい。ライブツアーといえば乱痴気騒ぎしかないフィッシュですが、いかんせんメンバーは未成年。酒や女、その他もろもろには付き合ってられません。特筆すべきはフィッシュの話し方。相手のマイナスな言動に理解を示しながら、そこをほめて持ち上げる。話し口はあくまで冷静。これは若者たちにも影響していく。この件はけっこうためになります。ラスト近くの盛り上がりで「ファイナル・カウントダウン」が流れるのは定番とはいえ熱くなります。「I Love Matt」のTシャツを着た子がかわいい。最後のヴェスヴィオスとの対バンはちょっと驚く展開。これって実際にあったことの皮肉だったりして。会社を追い出され、バスストップで待つフィッシュの隣のおじさんが、なんと有名な元リバプールのバンドの人だった。未公開シーン集を見るまで気がつきませんでした。冒頭に出てくる、ジェーン・クラコウスキーさんがなつかしい。レイン・ウィルソンのロックな顔芸が、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックさんとちょっと被るかなあと思ったが、どっちかというとこっちの方が良いかも。これだけロックな彼が、「メタルヘッド(HEASHER)」では地味な父親というのが面白いです。晴れ。


ツタヤ ディスカス/TSUTAYA DISCAS の紹介ページ
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