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るろうに剣心 伝説の最期編 [DVDやら映画やら]

後編は初めて見ました。前回のラストが大河ドラマ「坂本龍馬」の人で、見る気がなえてしまったんです。なんだか先が見えたような気がしてしまって。出だしから説明無しにロンゲ二人。師匠と弟子。「○○流!」とか剣の流派を唱えられると、少し恥ずかしくなります。しかし福山さんは何を言っても福山さん。台詞は、彼の歌を「家族でござる」とか「愛でござる」とか、明治時代の雰囲気で語っているかのようです。どうも歌手というイメージが強いんでしょうかねえ。彼を生かすも殺すも映画のテーマしだい。彼が剣心に問う「足りないもの」とは何か。そのためにけっこう時間を使いました。後編は考えることが多くて、少し疲れます。色々な企みで、剣心は斬首されそう。左之助や薫もかけつけますが、左之助ならあんな竹の柵、全部ぶっこわせると思うんですが、力の出し方にばらつきがあります・・・なんて思っていたらちゃんとやってくれました。すいませんでした。清里役の窪田さんは見事な最期でした。薫殿と子供は自分たちが事態を悪くすることを相変わらず理解していないですが、これがドラマなんだなあと納得する。あいかわらず子供はタメ口以上ですか・・・。後半で初めて十刃人の素性が力自慢坊主によって語られます。もしかして何の説明もないのかと思ってました。そのおかげで宗次郎の最期にもちょっと納得。さすがに着物はつらいのか、途中で制服に着替える斎藤一さんがお茶目。ちょっとタバコを吸いすぎです。ラストの志々雄との戦いは、1対大勢のいじめっ子状態。左之助の素手はおいといて、剣心が逆刃刀であるのに対し、斎藤一他は真剣。どうも納得がいきません。最初から最後まで1対1の方がよかったかなとも思います。しかし、これも全てに裏切られた果てに得た、志々雄の強さを見せつけるためなんでしょう。彼があれだけ強いのは、痛みを感じない設定なんでしょうか。やけどによって肌もぶ厚くなったとか? でも身体の内側が熱いのは感じているしなあ。発汗機能が損なわれているため、身体の中はボイラー状態。そのおかげでとんでもない身体に。修羅の炎はすごい。とにかく志々雄強すぎ。しかし最初から剣心の師匠が戦ってくれれば、50分で終わった映画かもしれない。なんて夢の無いことを考えてはいけないと反省します。最後に伊藤さんをボコボコにしてくれたら、さらにスカッとしたんですが、そこまで歴史を変えません。今考えると、この配役をそのまま「進撃の巨人」に出しても良かったんではないでしょうか。ああ面白かった。


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