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クレイジーズ(The Crazies) [DVDやら映画やら]

野球の最中に起こる出来事はけっこうショック。野球はアメリカにおける平和や文化の象徴のひとつだと思うので。非難される保安官デヴィッドは悪くないが、彼自身複雑なことでしょう。でもジュディがいい奥さんでよかった。これだけでテーマが夫婦愛だとわかります。出自の分からないゾンビではなくて、何かに感染して変になったんですね。ゾンビとの違いは、マッチで火を点けたり、バットで殴ろうとするので、「考える」ということか。普通のゾンビなら道具は使いません。タイトルどおり「クレイジー」にさせる何か。その原因らしきものを保安官たちが探してくれるのが良いです。クレイジーが爆発的に増えたのはアレがアレして広まったせいでしょう。彼らの病気の兆候は、言葉づかいが荒く、汚くなって。手が早くなって、感情が失われ、最後には顔や身体がゾンビっぽくなる。そしてデヴィッドたちにはクレイジーの他に戦わなければならないやつらが出てきます。これがややこしい。敵が増えることで普通のゾンビ物よりサスペンス度が増してます。探索した家でのデヴィッドの格闘がすごい。相棒のラッセルは、もしかしてこいつ・・・と思ったが後で泣けてしまう。カーウオッシャーでの戦いなんて見たことない。ベッカがかわいそすぎ。あと車の下とか。どうやってこんなシーンを思いついたんだか。デヴィッドとジュディは逃げるけども、途中でがたがた震えるほどひどいものを見る。こういうところを見ると、アメリカの軍隊ってほんと大丈夫?となったりしますが、こんなことはないわあと思いたい。ジョージ・A・ロメロ監督作品のリメイクらしいですが、オリジナルは見ていないのでどっちが良いかとか分かりません。でもけっこう好きです。しかし田舎なので土地が広いせいか、敷地の中の物置が家よりでかいところがなんともうらやましいです。デヴィッドたちとクレイジー、そしてアレの対決のせいかゾンビっぽい映画なのに100分くらいと長め。見終わって考えるのは「いったい誰がクレイジーなのか?」ということ。役者さんたちが良かった。最後まで同じ服装が良かったかも。でも面白かった。晴れ・曇り。


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