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ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides) [DVDやら映画やら]

ラックスを演じるキルスティン・ダンストさん目的で見るんですが、あらためて見ると、他の女性、セシリアを演じるハンナ・ホールさんや、特にメアリー役の A・J・クックさんが良い感じだなあと思いました。そういえばこの方は「ウェア」に出てましたか? ダンストさん演じるラックスが14才なんですが、他の姉妹に比べて1才ちがいとは思えません。どう見ても上から2番目な感じ。物語は男5人が共有している、今はいない姉妹5人の思い出を語ることから始まります。姉妹5人がなぜいなくなったかというのが柱になりそうですが、それよりもジェームズ・ウッズさんとキャスリーン・ターナーさん演じる夫婦に興味がわきます。娘たちがいなくなった理由など分からない。娘たちに対しては夫婦の間でも考え方に違いがあるようで、父親は若干ゆるいというかさほどきびしくはない。母親は厳格な信仰のおかげか、服装とか外出禁止とかけっこうきびしい。そのせいかもしれないけれど、それがほんとうの原因なのかは分からない。自殺未遂のセシリアは理由を聞いた医者に「あなたは13才の女の子じゃない」と応える。まあ人のことなんて誰にも分からん。同じ年頃、ティーンエイジャーであっても、「分からない」ということに共感してるのかもしれない。セシリア本人さえも、なんであんな気分だったのかなんて説明できないんではないか・・・などど言ってしまえば実もふたもない話しですが、こうした内容の映画を作るということは、誰か共感する人がいることを信じているからでしょう。心の病か、もしかしたら人民寺院とかにも通じるカルト的な話しかも。姉妹たちを象徴するものが家の前にあるニレの枯れ木。セシリアは絶滅を危惧される生物や枯れていくニレの木に自らを重ねたのか。ラックスたち4人はセシリアについて何か分かったのかもしれない。もしかすると彼女たちに起きたことは町が衰退していく予兆であって、終わり近くで話されていた廃液による汚染で、この町は近い将来廃墟になる運命なのかも。ニレの木が枯れた原因も汚染によるものかも。原作があるらしいので多分そっちには何かしらの解決編があるんかなあ。ジョシュ・ハーネットの成人した姿をマイケル・パレが演じるのに笑ってしまった。ロックのレコードを始末しろというのは他の映画でも見たような。レコードを暖炉で燃やすのがワイルド。「キッスはだめ! エアロスミスは燃やさないで」とか抵抗もむなしく煙になっていく。かかる音楽も、ハートに10CC、ELO、トッド・ラングレンにキャロル・キングとなかなかロックでした。曇り、雨。


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