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あの頃ペニー・レーンと(Almost Famous) [DVDやら映画やら]

監督自身の実話を基にした映画らしいけれど、別にフィクションと言われてもオッケー。タイトルロールでデビッド・ボウイとかオールマン・ブラザースとかの公演チケットが出てきたりして楽しい。自分が同級生より子供だという弟ウィリアムに、姉アニタが言う「ママ、ほんとうは何歳か話してやって」に笑う。アニタのベッドの下にあった「自由」がロックのレコードとは洒落てます。ストーンズ、ツェッペリンにジミヘンにクリームのレコードのなかからザ・フーの「トミー」に目を付け、それで未来に開眼する姿が素晴らしい。フィリップ・シーモア・ホフマンさん演じるレスター・バングスのギャラをもらえる話しに対して、ウィリアムが「Assignment?」と応えるのがなるほどなあと思った。「ピート・タウンゼント以外はロックが何かなんて説明できない」なんて台詞にも泣ける。ケイト・ハドソンがウィリアムの顔をなおす仕草にドキドキする。スティル・ウォーターのボーカルがローリング・ストーン誌のことを「クリームを解散させ、『いとしのレイラ』にもケチをつけた~」云々と言って警戒するところがおかしい。ギターのラッセルが感電するシーンがあるが、ユーライア・ヒープの人はそれで亡くなったから笑ってはいられない。ウィリアムのママから電話越しで説教をいただくラッセルに笑う。新マネージャーが熱弁する「ミック・ジャガーが50才で歌っていられるか?」は見事に外れたようです。古くから使っていたツアーバスが飛行機になり、ニューヨークではリムジン。バックに流れるのはツェッペリン。実在のバンドのオマージュが多いのもこの映画の魅力です。激しく揺れる飛行機の中で歌うのはメガネをかけたロックン・ローラーの曲。ストーン誌の発行人が「アニー・リボウィッツが写真を撮る」と言う。やっぱり彼女に撮られるのはステータスなんだ。通信機器、おそらくファクシミリのことですが、それを「mojo」と言っていた。たぶん最新機器のことをそんな風に呼んでいたんでしょうか。男たちはだらしなかったり、バンドはエゴや不満だらけと色々うまくいかないわけですが、定番だからこそ、どんなラストになるか楽しみなります。ウィリアムは良い姉さんを持ったもんです。姉さんといっしょに、レスター・バングスの存在も大きい。彼のアドバイスは的確で、彼がいなければすべて投げ出していただろう。とにかく女性、特にケイト・ハドソンが素晴らしい映画。映画「X-MEN」のローグに、姉役は「銀河ヒッチハイクガイド」のトリリアンの人と、SF率も高し。ああ面白かった。DVDかけっぱなしで、音だけ聴いていても良い映画。雨・曇り・晴れ。


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