SSブログ

未来世界(FUTUREWORLD) [DVDやら映画やら]

いつか見た日曜の昼どき映画。オープニングの音楽が良い。タレコミ屋が言う字幕の「西の世界」とは「西部の世界」、つまり「ウエスト・ワールド」の直訳でしょうねえ。あのデロス再び。冒頭の会議シーンでの話しからすると前作の続き。会議のモニターというかテレビ画面では、前作で起きたデロスの事故が映ってます。もちろんガン・スリンガーことユル・ブリンナーさんも。オペレータルームも前回とくらべて端末が多くなってます。ついでにオペレーターや従業員のロボット比率も多くしますが、ロボットは濡れるとショートするので、噴水とか下水とか、水気のある場所は人間が整備するんですね。3K仕事は人間よというわけです。ああ辛い。プログラムを作り直して再開したデロスワールドに、ピーター・フォンダ演じるチャックと女記者トレーシーが独占取材のため入場します。この女性記者が好きです。雰囲気がマッサンの人に似てます。ナンパに失敗して舌を出すしぐさがかわいい。赤いつなぎ姿は、The Runaways の シュリー・カーリーっぽい。デロスといえばロボットとエッチできることで有名ですが、行きの乗り物内でスケベな乗客がいきなり女記者トレーシーにセクハラな言葉を投げてくれます。たしかに、女ロボットの場合は前作で見たが、男ロボットの場合も気になりますねえ。調整次第じゃ絶倫でしょう。今度のデロスは、中世や西部世界の他に「未来世界」が増えてます。何か宇宙船みたいのに乗って、宇宙旅行を体験する世界。火星スキーというアトラクションがあって、これは雪山に赤いフィルタをかけただけだろうなあ。お客さんたちが入場するときにデロスは四人の入場者をマーク。何かたくらみがありそうです。ただのデロスツアーでは終わらせません。駒が人間や動物そっくりに動く立体チェスが面白い。支配人によればホログラムらしい。駒が駒を弓で撃つのがシュール。それからボクシングゲームも。ガン・スリンガーがどの辺りで出てくるかと思ったら、意外な役で現れます。ちょんまげカツラの侍たちの服装がナイス。夢をビデオに撮って精神分析する装置に X-MEN のエグゼビアが使ってたセレブロを思い出しました。「Hey, Iron Man!」とロボットを呼ぶところは、今見るとアヴェンジャーズを想像させておかしい。作業員とクラークの別れにしんみりする。顔の複製シーンは、3DCG か、ただのアニメーションかわかりませんがけっこうかっこいい。結局デロスがやろうとしている・やっていることは、けっこう恐ろしいことだった。特定の人をマークするのはこのためだったのか。最後のシーンは劇場で拍手喝采だったかも。普通なら「DELOSWORLD」なんてタイトルになりそうなのを、前作だと「WESTWORLD」、で今回は「FUTUREWORLD」とするのが上手いなあと思う。その代わり邦題は「未来世界」と言いつつ「DELOSWORLD」の副題なので、考え方がちょっと普通。タカグチさんは John Fujioka、お供は Dana Lee という方だった。冒頭で持ち込めなかったタカグチさんの日本刀、それからタカグチさんのお供が持っていったものは、きっと後で何かになるんだろうなあと勘ぐったのだが・・・。面白かった。晴れ。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-233022.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。