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ガメラ 大怪獣空中決戦 [DVDやら映画やら]

「進撃の巨人」を見たら、サンダ対ガイラといっしょになぜか見たくなってしまった。冒頭の海のシーンからして映画っぽい雄大さ。保安庁巡視船の船長は過去のガメラに出ていた方か。おまけに海竜丸船長が久保明さんとなると、映画会社を越えた敬意の表れなんでしょう。ガメラの背中を環礁に見立てるというのはナイスアイデアだと思いました。目が大きい中山忍さんの机にあるでかいラップトップワープロがなつかしい。この映画から螢雪次朗さんの災難が始まるんですねえ。伊原さんの海と、中山さんの島、このふたつが並行して進んでいく話しは、いつつながるかと楽しくなります。怪獣映画では良脚本でなかろうか。捕獲のときにギャオスにせまられるときの坂上さんや、ヘリからガメラを初めて見た隊員の表情が良いです。そもそも、本田さんたちがギャオスの捕獲を決めたために、福岡の街にガメラがやってきたんだなあ。こりゃ人災か。自衛隊が攻撃を検討するシーンは、自衛権云々で石破さんや防衛大臣が好んで引用しそう。リポーターも衆参両院で決議された自衛隊云々とか、さらには株や円の暴落など、今までの怪獣映画にはない政治的・経済的側面が語られます。しかし自衛隊については、もし広告会社が製作に関係していれば、嫌味というか日本ヘイトの意味もあったりするかも。なしくずしで中山さんと伊原さんが対策会議に加わる流れは怪獣映画ならでは。ただしマナ玉使いの不思議少女アサギさんの登場が良かったのかなあと思うところですが、まあいっか。そういえばゴジラでは小高さんが似たような役柄だった。数ある怪獣映画で、人類の手で東京タワーが壊されるのは観なかった気がします。その東京タワーにギャオスがとまっている絵はかっこいいです。ほとんどミニチュア特撮のようで、後半、東京街中をギャオスがガメラを追ったり戦うシーンは圧巻のスケール感。昼間の設定なので、全体のディテールもよく見えて、このあたりは特撮技術さんの自信の表れではないかなあ。脚本あっての映画でしょうが、この戦いの脚本は特技監督泣かせだったかも。中山忍さんの研究者役がよく似合ってます。でも、ガメラの目はもうちょっとちっちゃい方が良かったかなあ。面白かった。晴れ・雷・雨。
(8/25:中山忍さんを坂上忍さんと書いていた・・・)


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