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時をかける少女 [DVDやら映画やら]

公開当時も今でも、目当ては芳山さんこと原田知世さんですが、同じクラスの神谷さんのあやしさも良い感じ。堀川君こと尾美としのりさんが今より大人っぽく見えるのはなぜ。芳山さんの部屋には、ジュディ・ガーランドとかオズの魔法使い関係のポスターがある。もしかしてこの映画はもともとミュージカルとかを目指していたんではないかなあ。最後は1曲丸ごと歌ってくれるし。いわゆる事務所の意向というやつかもしれませんが。ほとんどの背景で音楽が流れっぱなし。リフレインが耳に残ります。特にタイムリープしているときが良い。岸部一徳さんと根岸季衣さんの男と女の関係や、上原謙さんと入江たか子さんの老夫婦な関係が、映画を大人っぽくしてます。特に根岸さんのホットパンツを見入る岸部さんの目がアダルト。いわゆる尾道三部作のひとつで、当時でもノスタルジックに感じられた風景が、今見ると古そうというのが輪をかけるせいで、全編で時をかけっぱなしという感じ。教室の和やかな雰囲気や、芳山さん他、登場人物の丁寧な口調が今では違和感がある。当時でもこんな行儀の良い教室は実際にはなかったと思う。作り手たちが望んだ風景かもしれない。これを見ると細田守監督のアニメ版って、リメイクともいえるし続編ともいえる内容でよくできているなあと思いました。芳山さんが専門は違いますが研究員か学芸員の役で登場したり、彼女も以前同じような体験をした雰囲気があったり。2本いっしょに見ると面白いかも。晴れ。


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