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処刑の島 [DVDやら映画やら]

面白かった。予告編によると主人公の新田昌さんは新人だったらしい。ぱっと見は丹波哲郎さんと川津祐介さんを足して2で割ったような人。復讐者の顔をしてます。現代劇で岩下志麻さんのセーター・ズボン姿もめずらしいんではないかなあ。昔、流刑の地だった離れ小島。主人公の新田昌さんはある男を捜しにやってきた。それは昔しこの島の感化院にいたころ、ある男から受けた仕打ちへの復讐のため。その男を探すまでに地元民に聞いたり指紋を調べたりする。その行動は地元民を不安にさせる。新田さんの行動は復讐だけ。それよりも複雑なのはおそらくその男。自分の心情を吐露しない男への興味が高まります。男本人が流刑人であり、二度と戻れることはないという思いで、日々生活しながらも死んでいるようなものだったのかもしれない。おそらく国に命じられ、自分の職業としてやったことだろうが、それがなぜか流刑の地へ。国によって陽のもとにいてはいけない人間となってしまった絶望が、過去の男の行動にいたらせたんでしょう。が・・・どんな事情があったにしろ、あんなことされては主人公も怒ります。ただ主人公はいったい結末をどこまで考えていたか。男を探し出してひれ伏せさせ、後は自分の考えるままに・・・といったところでこの結末。新田さんは男の娘、岩下さんの行動と言葉に昔の兄をみたんでしょう。それは回想されるシーンでも分かります。その結果があの行動になったとは。変わることない証拠をおさえておこう、そうとっさに思いついたんだろうか。この映画の面白いところは、八丈島ロケもあればセットと思われる撮影もありますが、なんだか舞台というか劇を見ているようなところ。役者さんたちの声・台詞が明瞭。聞き取れない言葉無し。ステージで喋っているようです。演劇を意識した映画なのかもなあ。面白かった。しかし、予告編は相変わらず良いところを惜しげもなく見せてます。ああもったいない。天気良い。


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