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陸軍中野学校 開戦前夜 [DVDやら映画やら]

船の汽笛で始まるシリーズ最終作。御前会議の情報がもれているのでスパイを探せという話し。全5作の中で最も悲哀に満ちた作品。中野学校の人数も、第1作の生徒たちを除けば大人数。あの人が実は・・・とか、どういう理由であれ、秘密をもらしてしまった人間の最後が悲しい。しかし情報漏れの温床は、相変わらず威信を振りかざし、沙汰無しで終わり。これでは椎名も草薙中佐も悔しい。失った犠牲はなんだったのか。本作では、あらためてスパイ椎名次郎のポテンシャルの高さを知ることができる。射撃の上手さ、統率力の高さ、何よりも拷問への耐性です。今回は注射も使われてしまう。そんな化学の力にも椎名は屈しない。敵スパイの暗号電信を妨害するための手段も面白い。ヒロインは小山明子さんで、協力者はなんと芸者さん。細川俊之さんの結婚相手が美しかった。美男・美女である。役者さんに船越英二さんの名前があるが、その名前だけでもう怪しさプンプンです。船越さんが乗る車が、なんだかハリボテっぽい。話しの中で、椎名は重要な相手に自分の正体をさらしてしまうが、これは作戦だったのかどうなのか。印象的なのは、敵方スパイが、「雲一号指令」「竜一号指令」「キャッツアイ」といった、椎名が関わってきた事件名を口にするところ。椎名さんは敵の中でも有名なのだ。映画はアメリカに戦争をしかけて終わる。実際に椎名たちのような行動があったのかは知らないが、5作も見ると、なんだか信じてしまいそう。これがプロパガンダというものか。でも面白いからしかたがない。あまりDVDに入っている特典メニューは見ないが、なんとまあ、予告編ではほとんど犯人が分かってしまう。これが意味するものは、この映画にとって犯人が誰であるかではなく、そこにたどる道筋が重要なんだろう。前作までの予告編はどうだったのか。ああ気になる。面白かった。これで終わりとは残念。良い天気です。


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