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ロッキー・ホラー・ショー(The Rocky Horror Picture Show) [DVDやら映画やら]

オープニングのでっかい唇が観たくて借りた。大きいスクリーンで観たときは「いったい何が始まるの?」という感じ。この映画の魅力は曲に尽きる。演技は二の次。特にオープニングの「Science Fiction, Double Feature」が良い。直ぐにサントラ盤をさがした。それから「Time Warp」、後はティム・カーリーさん演じるフランクン・フルターの独壇場「Sweet Transvestite」。話しの筋とか感情表現とか演技とか哲学とかはどうでも良くて、音楽を聴くついでに観る映画。もし曲がなければロジャー・コーマン製作・エド・ウッド監督映画。よっぽどドラッグクイーン好きとかなら別でしょうが。どっちかというと、この次に作られた映画「ショック・トリートメント」が好きだった。ジャネット役のジェシカ・ハーパーさんが、Duo-Sonic か Musicmaster を持って歌うイメージは、お姫様なパティ・スミスか。あとは Oscar Drill & The Bits が歌う「Breaking Out」。この歌はパンクっぽくて好きだった。バンド名もイケてます。これも映画を観てすぐにサントラ盤をさがした。音楽のことを考えると、どうしても映画「時計仕掛けのオレンジ」が外せない。映像とクラシック音楽が良く合っていて、ミュージカル映画に思えた。「ショック・トリートメント」のジェシカ・ハーパーさんといえば映画「ファントム・オブ・パラダイス」。悪玉スワンの経営する「デス・レコード」ってレーベル名がかっこいい。あと「ビーフ」や「ジューシー・フルーツ」とか。「時計仕掛けのオレンジ」では、レコードショップのディスプレイにある「HEAVEN17」とかのアーティスト名が良い。「ロッキー・ホラー・ショー」では「リフ・ラフ」って名前が好き。AC/DCのタイトルと関係あるんだろうか。ネーミングひとつとっても何だかロック的。この映画で知ったは、リフ・ラフとマジェンダがパロディするアメリカン ゴシックの肖像画。「ショック・トリートメント」の「Denton USA」シーンでもパロディしてました。この肖像画はホラー映画の中で部屋に飾られていたりする。けっこう印象的な小道具かも。その絵と先の3曲がどうしても気になる映画でした。ティム・カリーさんはよくこのフランケン役を引き受けたなあ。面白かった。「ショック~」に「ファントム~」もまた観たくなった。


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