SSブログ

戦場でワルツを(Waltz with Bashir) [DVDやら映画やら]

つかの間、日本のアニメって「何だかなあ」という気にさせる。他には「スキャナー・ダークリー」とかも。キャラクターではなくて、ただ表現ためのアニメだと思う。消えてしまった記憶を探す。消えて、あるいは消されてしまった者もいれば、覚えているものもいるわけで、その違いはなんなのだろうなあ。実際に手をくだした者とそうでない者。そんな違いだろうか。戦争はよろしくない。戦争している当人には仕事程度の意識しかないかもしらん。ユダヤの裁判にかけられた人のように。裁判の彼は「役人のようだ」と言われたらしい。たいがいにおいて、罪にしろ何にしろ、何かの意識にさいなまれるものだろう。それを封印するのも人間の能力かもしれない。再認識したところでどうにもならないから。それでも事実以上のことに膨らませないでほしい。誰のためにもならんし、いっときの麻薬療法みたいなものだ。タイトル「Waltz with Bashir」の由来に納得する。戦場は生死紙一重。若者の無関心さを表現する場面で流れる PIL の「This is not a love song」が良かった。面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-178155.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。