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レポゼッション・メン(Repo Men) [DVDやら映画やら]

タイトルだけだと、車を回収したらエイリアンがドバーという映画に間違えそう。冒頭で語られる「He had a thing for cats and boxes~」は、「シュレーディンガーの猫」のことだろう。箱の中の猫は死んでいるのか、それとも生きているのか。借り物のなにかを入れている自分たちはどちらかなのか。そんな問いだろうか。ジュード・ロウ演じるレミーは、猶予無しの回収屋。VWに乗って、次から次へとローン支払いが滞った人から、「あるもの」を回収する。回収される側は、回収している最中に意識がありそうなので、最初に撃たれるのは麻酔か何かだろう。でも回収された後は・・・ああ怖い。レミーの妻、キャロルを演じるカリス・ファン・ハウテンさんがクール。この人の微妙な異国感が良いです。キャロルは何だかよそよそしい感じ。会社ユニオンのマネージャのフランクが、顧客に、「ローン支払いが滞ったら、自社の費用でスキルとライセンスを持つテクニシャンが回収する~」云々と伝える。つまりそのテクニシャンがレミーたち回収人「レポ・メン」。マネージャー、フランクをリーヴ・シュレイバーさんが演じているが、イメージからしてあやしさ満点。彼らのやっていることは、新しい金貸し業といえないこともない。借金のかたに「あれ」を持ってかれたりするのと紙一重。レミーが、バーベキュー中に回収の仕事が入って抜け出した友人ジェイクのことを「He's gone to get more meat」と説明する。「肉を取りにいった」なんて、そんな洒落言ってどうすんだ。このジェイク役はフォレスト・ウィテカーさんだが、この人も人が良さそうだが、どっかひっかかるイメージで油断なりません。回収される側も、黙って取られるわけではない。ジェイクはそれに引っかかって、会社ユニオンの顧客になってしまう。ああたいへん。彼は「生活のため」から「生きるため」に働くことになる。彼に必要なのはでかいキャッシュ。この辺りでバッドエンドで終わることもできそう。でもまだ映画の三分の一ほどで、盛り上がりはここからです。途中で合流する女性、ベスが怪我をしてその治療をするのだが、その医者が・・・とか、残りの約70分にどんどん詰め込んできます。ジェイクとの格闘で終わっても良さそうだが、映画自体が120分ほどあって、けっこう長い。なぜ続くのが? それなりの訳があるから続くんです。なんともいえない最後。面白かった。臓器提供された生活は生きていえるといえるのか。ほんの少しだけ考えてしまった。


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