SSブログ

ロボゲイシャ [DVDやら映画やら]

肩とか膝とか全身兵器な物語。アフロダイAのおっぱいミサイルが生まれてから、胸から何かが発射されるというのは、ロボット界の永遠のテーマになった。それに加えて尻、わきの下、そんなところまでが凶器となってしまった。いちばん感動したところは、ヨシエさんが三味線を奏で、戦車に変身するところか。音楽がロボコップ。いちばんおかしいのは地獄の謝罪。ヨシエさんのキャシャーンっぽいマスクがかっこいい。良い男(斎藤工さん)がヒカルのようなゲスな役をすると気持ちが良い。コントローラー(?)が三味線というのが良い。結った髪の毛が実はメカで機関銃が付いているのが良い。製作前とか製作時には、芸者さんとか舞妓さんとかを見て、色々と妄想したんではないでしょうか。あそこをこうしたらとかここをこうとか・・・ああ楽しそう。好きなシーンは後半の戦車になって戦うところ。ビルの壁を戦車で駆け抜けるところはすばらしい。また「片腕マシンガール」を見たくなった。老人役の竹中直人さんが楽しそう。尻刀の撮影も楽しそう。血がドバーっさえ無ければ、「おぼっちゃまくん」のつもりで子供に見せられる映画。ヨシエさん、素よりも、白粉のロボ姿の方が良いです。芸者さんにお城に富士山で花火。戦車シーンのロボコップミュージックといい、全体を通して音楽の質が高い。この音楽の良さは、海外を視野に入れているためだろうか。日本語の歌など映画を観るものにはわからないだろうし、何より、良い音楽は映画の格を上げるんではないかなあ。ロボ格闘シーンの音楽は東宝っぽい。けっこう「らしさ」を追求された音楽ではないだろうか。アイドルっぽい女優さんの他、生田悦子さんとか竹中さんなど、ベテランの方たちが締めています。格闘シーンが明るいのも良い。半身になって這う妹ロボが涙をさそう。姉さんロボの口元が少しかわいそう。ああ面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-176503.html

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。