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妖怪百物語 [DVDやら映画やら]

1968年といえば、「2001年宇宙の旅」に「猿の惑星」が公開された年だそうです。その年に日本じゃ妖怪だった。江戸の町に定番の「豪商・奉行が悪巧み」。でも安心します。どうせ後で痛い目にあうんでしょうから。ルーキー新一が懐かしい。初めて意識したのはクレージーの映画だったか。ルーキーさん、どこかで見たなあと思ったら、コントトリオ「わが家」の人が似てますなあ。チェンジマンの長官がツンツンしながら長屋の人を助けます。短気だが気の良い男、太吉役の平泉征さんが若い。鯉のくだりで、浪人二人をいさめる老僧が妖怪より怖い。このときは既にご病気だったのかもしれない。人魂とか、魚のように水に飛び込む小判とかの動きが良い。屏風から、からかさお化けが出てくる前の、墨絵のアニメーションが愉快。「妖怪大戦争」では大阪弁べらべらな油すましが静かなのがちょっとさみしい。それまでも妖怪映画は色々とあっただろうけど、色々なお化けをこれでもかと見せられるのは楽しいもんです。これも監督、映画制作に関わった方や、水木しげる先生の努力のおかげでしょう。古いもんは観るまいと思いつつ観てしまったが、やっぱり面白かった。でも「妖怪大戦争」がもうちょっと好きだ。


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