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ザ・マシーン(The Machine) [DVDやら映画やら]

ターミネーターというよりはブレードランナーの世界に近い。ストーリーに手を加えればブレードランナーの前日譚にできそう。説明が最小限、場面の転換が早い、カットが細かくてあきない。面白い。なかなか昼の場面が出てこないところも良い。失敗だと思っていたインプラントが、実は・・・というのが面白い。マシーン曰く、「次元が違う」んだって。一九分けヘアスタイルなスリさんの性能がすばらしい。しょっちゅう人の話しをモニターしたり、データを採る場面が出てきたのはそういうことだったのね。「戦争は結局どうなったんですか?」とつっこみたくなるが、マシーン一人と、脳インプラントによる高性能人類が解き放たれたので、向かうところ敵無しでありましょう。マシーンの製造過程、特に体内に血のような液体が満たされるところが好き。あと筋肉組織のように光るところも。アメリカ映画なら戦いとかももっと派手なんでしょうが、サントラ含め、イギリスっぽい落ち着きがすてきな映画でした。ロボット、アンドロイド、サイボーグとかではなくて、「マシーン」としたのも、「人間」と「機械」という原点に戻る意味があるのかも。明るくてきれいでこじんまりとした「EVA」も良かったが、暗めのこっちも素敵でした。

GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-303807.html


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