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消されたヘッドライン(State of Play) [DVDやら映画やら]

記者カルさんを演じるロン毛のラッセル・クロウさんは、車に乗ってカーラジオを聴いているだけでかっこいい。政治スキャンダルの映画である。邦題に「ヘッドライン」とタイトルにあるので、新聞が関係することがすぐわかる。新聞といえば記者で、政治家も出てくるような映画では、たいがいにおいて政治家や議員が悪いのは目に見えている。しかもその役が有名俳優(ベン・アフレックさん)であればなおさらだ。ラッセル・クロウと、新聞のWeb版を担当する女性。Web版というのは、足で取材しないと思われているんだろうな。確かにニュースを机上で転載するだけの人もいるし。ほとんどの記事は裏づけを取らず、後で訂正したらいいという感じ。情報屋(たまたま情報を拾った人が住んでいる場所がひどい)がソーダをおごれと言って、ダイエットじゃないやつとわざわざ注文をつけるところとか、留守電を聴くために道路の真ん中で車を止めるとか、アメリカ人は自由だなあと思う。エディターのキャメロン(ヘレン・ミレンさん)が警察に言う、"Open your books to us" がいかす。彼女は "This is your home" と言って仕事をさせる。ブラックな社長なら言ってみたい言葉 No.1 だろう。そして記者カルさんの机には、"DON'T TRUST THE EDITOR"。馴れ合いじゃ記事は作れない。カルさんがインサイダーと市場で話している場面、周りの人々がみんなが敵みたいで緊張する。編集者キャメロン、記者デラ、議員の妻アン、他密告者やスパイとか、女性たちが要所で緊張感を与えてくれます。いちばん悲しかったのは、議員の妻、アンさんじゃなかろうか。そのアンさんには申し訳ないですか面白かった。


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