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復活の日(VIRUS) [DVDやら映画やら]

テロップの丸ゴシック体が緊張感がなさそうで悲しい。看護婦さんが倒れて寝ているときの顔色が怖い。各国の死者数を説明する映像の中に現れる、東京の虹がとてもきれいである。南極の大地や潜水艦が離れていくシーンとか、よく撮ったなあ。こういうことがあって剣岳につながるのか。役者さんが多い。外人も多いので、ロケとかではケータリングとか日本人相手以上に大変だったのでは。監督はもちろんですが、助監督さん以下、お世話する人たちの苦労も絶えなかったのではないでしょうか。潜水艦艦長のチャック・コナーズさんがジェントル軍人でかっこいい。外人にまぎれると草刈正雄も少年に見えてしまう。以前、文庫本が読みたくなって角川文庫を探したが無くて、結局ハルキ文庫というところから出ていた。ハルキというくらいだから、角川春樹さんに関係するとは思うが、会社内の分裂とかゲスなことを考えてしまう。冒頭の南極基地シーンでは、夏木勲他の隊員にまざって角川春樹さんらしい方がいて、案の定エンドロールにクレジットされていた。この映画にはエッチのシーンが出てこない。世紀末状態の狂乱で胸をはだけたりするが、裸やエッチを極力抑えようとしていたんではないかなあ。それだけ大勢の人に観てもらいたかったということと思おう。グチャーやドバーといったグロなところはほとんどないけれど、処理しきれない、文字通り「山」となったご遺体を処理したりするところは、感染を根絶をするにはこれしかないかと思うと怖くなる。ただ、この映画でいちばん感じ入るところは、南極で生き残ったものたちが直面する男女の営みについての考え方だ。種の保存に快楽、どちらも本能であるが女性にはたまったもんではないだろう。評判は良いとはいえんらしいですが良い映画でした。


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http://rental.geo-online.co.jp/detail-14982.html


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