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トランス・ワールド(Enter Nowhere) [DVDやら映画やら]

時間ものSFと言うのか。小屋に集まってしまった男女3人が「なんじゃこりゃ」とがんばる。サラ・パクストンさんは80年代を演じさせたらナンバーワンの女優さんだ。彼女を含め配役が良いと思う。出だしと最後以外、ほとんどが森と小屋での撮影で、ほんとうに寒そうなので役者さんも大変だったのではなかろうか。男女が集まったのは時間が持つ「修正力」のせいだろうか。なんてことを言うとまるでTBSドラマの「仁」である。もしそうだとするならば、彼女たちは地球にとってよほどの意味を持つような存在になるということか。地球を含め宇宙には「こうなるべき」という台本があらかじめ決まっていて、時間はそのとおりに進む。そしてしきい値から外れてしまう事態が予想されると急いで修正に走る。なんて。宇宙には果てがないし、地球にだって果てがない。果てまでいったつもりで元の場所に戻ってしまう。それを考えたら果ての無い時間にも元にもどるタイミングがあるかも。なんてなんて。邦題は「世界を行き来」する意味で「トランス」なんだろうか。世界が同時に存在するという意味も踏まえたら案外いいかも。語呂感と雰囲気も「パラレル」ワールドっぽいので。でもやっぱり原題が良いセンス。


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